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沖田side

今、何が起きたの...?
風間がA君の顔を上げたと思ったら、いきなりA君が意識を失い倒れた。
それを風間が抱きかかえて連れ去ろうとしてる。
沖(嫌だ...!)
A君には僕以外触れさせたくない。
でも今の僕に何が出来る?池田屋の時だってあの鬼に太刀打ちできなかった。
今回も結局はなにもできないで...A君をー。
沖(そんなのだめだ!)
僕は懐から変若水を取り出すと一気に呑んだ。
次の瞬間とてつもない衝動が襲ってきた、自我を保てなきゃ今にも狂いそうだ。
沖「ぐっ...、ぐぁぁ...!!」
衝動が収まると風間の前に立った。
沖「その子返してもられるかな?気安く触れてほしくないんだよね。」
風「いつぞやの男か。変若水を呑むとは愚かなことをする。」
沖「うるさいなぁ!僕はその子を離せって言ってんの!」
風「これは我ら鬼の問題だ。貴様らが口出しする事ではない。」
土「鬼だかなんだか知らねぇが、そいつは新選組が預かってんだ。返してもらうぞ。」
沖「遅いですよ、土方さん。」
土「うるせぇよ。お前こそ大人しくしてろ!」
沖「そういう訳にはいかないんで。」 チャキッ
僕はそう言うと土方さんと一緒に斬りかかった。
風「チッ...」
さすがにA君を抱えたまま戦うのは厳しいのかA君を地面に下ろした。
そしてもう一度僕達に斬りかかろうとした所で天霧という男が間に入り、2人は闇の中へ消えていった。

土「総司、お前...」
沖「気にしないで下さい。僕が決めた事ですから。」
土方さんの問に背を向けながら淡々と答える。
その間にA君を抱え、彼女の部屋に向かい布団に寝かせるとそのまま僕も眠りについた。

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年4月10日 17時

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