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反応が無かった。
タオルを頭から被ってるから表情は分からないはず。
「 …いいですやっぱ、(笑)
困らせてごめんなさい。」
『 いいですよ。』
「 …えっ、」
意外な答えだった。
『 Aさんを危険な目に遭わせたのは、
僕の責任です。何でもします。』
「 永瀬さんのせいじゃないです…。
私がかたくなに友達と帰るって言ったから…。」
『 何をしても償いきれません。』
そう言う永瀬さんは、お風呂場から
ドライヤーを取り出した。
『 護る事が僕の使命なのに…、』
プラグにコンセントをさして
ソファに座った永瀬さん。
優しくタオルドライを始めてくれた。
え、なに、ボディーガードなのに
こんなことまでしてくれるの？
私の頭を包み込んでくる永瀬さんの大きい手。
『 こんなことしてもダメですけど…、
風邪引かれるのはもっと困ります。』
「 …ありがとう。」
そう言うとドライヤーのスイッチをオンにした。
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紫暢(プロフ) - 卵さん» 初めまして、本作に目を通して下さってありがとございます:-) そのお言葉を励みにこれからも頑張ります。 (2019年5月14日 18時) (
レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
卵 - こんにちは、作者さんとは初めましてですね！この作品とても面白いです！これからも、読ませていただきます！更新頑張ってください！ (2019年5月14日 16時) (レス) id: 4c39965e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暢 | 作成日時：2019年5月13日 2時
