Chocolate Love (ページ10)

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ホグワーツの城内はさすが...と思うほど広く、

『やっぱ迷子になるよねぇ...』

案の定迷子になってしまった。

これ私入学してから移動教室とか大丈夫かなぁ？

とりあえず庭の辺りまで行けばなんとかわかるんだけど...

困っていると、奥の廊下からコツコツと歩いてくる音が聞こえた。

？？「貴様は誰だ！！」

すごく真っ黒で私には苦手なタイプの人だと1発でわかった。

『あ、私はA・アップルと言います。所謂転校生という感じで...。次の学期から3年生に転入する予定です。』

セブ「校長が言ってたのは貴様のことか。我輩はセブルス・スネイプ。魔法薬の授業を担当する。」

『スネイプ先生ですね！至らぬ所があるとは思いますが、よろしくお願いします。』

セブ「あぁ... ところで君は何をしていたんだ？」

少し動揺した先生が私に尋ねた。

『あ、昨日来たばかりなので城内を探索していたのですが...』

セブ「その傍ら、迷子になったというところですかな？」

『その通りです...』

セブ「でしたら我輩が案内してやろう。」

『ホントですか！！！°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°』

セブ「あぁ、教室などの要所を案内してやろう。着いてこい。」

スネイプ先生はローブを翻すと私の前を歩いていった。

セブ「ここが薬草学の授業部屋だ。隣は...」

さらさらと先生が説明してくれていってるが広すぎる笑笑

ある程度案内が終わって庭にやってきた。

『ありがとうございます。先生！』

セブ「また困った時はいつでも言え。君は礼儀正しい奴だと分かったから我輩がいつでも助けになろう。」

凄く見た目に反していい先生だなぁ。

『ありがとうございます！！』

スネイプ先生と別れて、庭から部屋に戻った。

ちょうどドアの前でマクゴナガル先生が私を探していたらしく、

マク「あぁMissA。夕食の時間になったので広間に行きますよ。貴方の顔合わせの為に今日は教員全員で会食です。」

『分かりました！ありがとうございます。』

マク「城内を歩いていたようですが、誰かにお会いしましたか？」

歩きながら世間話程度に先生と会話をする。

『あぁ、スネイプ先生とお会いしました。』

マク「なんと...最初がセブルスとは...」

マクゴナガル先生が落胆したような顔をしているが

『あの方、とても良い人ですね(*^^*)』

私がそう言うと目を丸くさせた。

なんで...あんないい人なのに...