Chocolate Love (ページ9)

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ダン「なら安心じゃ。じゃが、ほかの教科も頑張るんじゃぞ？」

『はいっ！』

ダン「なんとも頼もしい子じゃ。」

ダン「あ、そうそう。新学期はあと2週間後に始まる。今は長期休みなんじゃ。だからこの学校には大人たちとゴーストしかおらん。君の部屋を用意したからあとで案内しよう。」

『はい、ありがとうございます。』

ｺﾝｺﾝ

後ろからドアを鳴らす音が聞こえた。

マク「お呼びですか？校長。」

ダン「あぁ、紹介しよう。こちら転校生のA・アップルじゃ。」

マク「あぁ〜、例の転校生とはあなたの事なのですか！私はマクゴナガルです。よろしく」

うわぁ、綺麗な女性だなぁ。

『あ、A・アップルです。よろしくお願いします。マクゴナガル先生。』

マク「ところでアルバス、一体どうしました？」

ダン「あぁ、この子を部屋まで連れてって欲しいんじゃ。」

マク「なるほど、それでしたら。さぁMissアップル。行きましょう。」

『お願いします』

私はマクゴナガル先生の後ろについて長い廊下を歩く。

マク「あなた...見たところここら辺の人ではないようですが、一体何処から来たのですか？」

先生は突然質問を投げかけた。

『私は日本の生まれで、母が日本人で父がイギリスの人なんです。2人ともここの学校出身だとかで(笑)』

マク「あらそうなのですか。親御さんの名前は...?」

『メイソンと志保です。』

志保というと先生は目を見開いて驚きの表情を見せた。

マク「あ、あのMs蒼神の...志保なのですか？」

『あ、多分その志保です』

マク「蒼神の血を引く子が...ポッターと同じ学年だとは。例のあの人はなんという運命を巡りあわせたのでしょう...」

少しパニックのマクゴナガル先生が独り言を呟いている間に部屋に着いたらしい

マク「荷物は中に入れてあるはずなので荷解きをしてください。あまりだし過ぎると新学期に寮へ入った時片付けが面倒になりますよ！」

『分かりました！ありがとうございます！』

マクゴナガル先生はどこかへ行った。

『さて、荷造り始めるかぁ〜。』

制服や私服などをクローゼットにしまい、本やペンは机の上へ。

『お菓子とかはここでいっか。でももう荷解き終わっちゃったなぁ...,』

すっごく暇になった。どうしよう。

『...オーキデウス』

あ、桜の花が咲いた！や

でもやっぱり暇だなぁ。

学校の体験でも行ってみようかな。