Chocolate Love (ページ8)

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ダン「わしはアルバス・ダンブルドア。ホグワーツの校長じゃよ。君はA・アップルで間違いないな？」

『は、はい！よろしくお願いします＜(_ _)＞』

ダン「まぁホグワーツの生活にはこれから慣れていって貰うつもりじゃが... 君は母君の家のことはご存知かな？」

『母の家...というと、蒼神家のことですよね？』

ダン「そうじゃ。」

『そうですね...日本で唯一の純血で力の強い一族としか...。』

ダン「そうじゃ、魔法の使い方を覚えれば君の方がわしよりも強い魔女になれる。」

『え... 先生より強くなるなんて...そんな...』

ダン「嘘ではない。でもその力を狙うものがおる。」

『狙う...』

ダン「例のあの人...ヴォルデモート卿が君の一族、蒼神家を狙っておる。」

『お母さんも狙われてたのですか？』

蒼神家と言うことはお母さんも含まれてるのよね？

ダン「そうじゃ。君のお母さんだけではない。君のおばあさんも、お母さんの兄も姉も...」

その時私はふと気になった事が...

『あの...私の母に兄弟っていたのですか？』

ダン「あぁ、いるぞ。兄は5歳上に、姉は3歳上にいた。」

『いた...とは？』

なぜ過去形なんだろう。

ダン「まだ幼い君にこんな話はしたくないのじゃが、君は冷静な性格じゃ。そこに免じて話そうかの。」

『えぇ...』

ダン「君はおばあさんにも叔父にも叔母にも会ったことが無いのはもう亡くなっているからじゃ。」

『亡くなってる...』

ダン「ヴォルデモート卿に狙われて、こう質問されたそうじゃ。」

"俺様のもとへつくか、つかないか
自分のこれからをここで決めろ"

ダン「もちろん、勇敢で正義のある蒼神の家の者はつかないと答えたそうじゃが、その場で死の呪文をかけられたそうじゃ。」

なんでだろう...

さっき頭の中にヴォルデモートの声が聞こえてきたような...

「で、でも私は今までに何も魔法とは関わったことは無かったし...それに...」

ダン「次にヴォルデモートが現れた時に、又は死喰い人が現れた時に殺されるのは君の母君じゃろう。」

『そんなのやだっ！』

ダン「そうか、母を守る気はあるか？」

『はい、お母さんが死ぬなんて嫌です。』

ダン「では君は闇の魔術に対する防衛術をしっかり勉強するといいだろう。」

『その教科は私の得意教科です。』