Chocolate Love (ページ21)

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初めて朝になるのが少し怖く感じた今朝

何かの視線を感じて珍しくパッと目が覚めて視線の先を見てみると...

『ハーマイオニー...、おはよ(・∇・)』

私と同室であるハーマイオニー・グレンジャーは仁王立ちで立って私の前にいた。

ﾊｰﾏ「さぁ、起きて！準備するわよ！ミンスなんてあなたの起きる30分前には起きてるんだからね！」

『ミンスはなんの仮装するの？』

ﾊｰﾏ「今年は吸血鬼の仮装ですって。あなたもディメンターの仮装にされたくなければ座って着替える！」

彼女が指さす方向には少しファーが付いた白いブラウスに白のデニムのショートパンツが置いてあった。

『ハーマイオニー！着替えたよ！』

ﾊｰﾏ「そう、じゃあちょっと目を瞑ってて。」

言われた通りにして三拍子数えた後に
「もう開けていいよ」と言われ開けると

『わぁ！すごい！髪が白くなってる！』

ﾊｰﾏ「アルビノ狼にするにはこれくらいしなきゃ！目の色は...そこまで変えるとロシェだと分かんなくなるからそのままでいいわね。」

『私自分の髪が黒くてお父さんの髪色に憧れてたのよ！』

ﾊｰﾏ「ﾊｱ...あなたは髪色は黒で不満かもしれないけど目の色はお父様譲りで緑じゃない！珍しいわよ、元々の色が緑の人は」

『でもこれすごーい！』

ﾊｰﾏ「あとは耳のカチューシャつけて...ほら完成！」

鏡を見ると私なのかな？と疑うくらい完成度の高い仮装が出来た。

ﾐﾝｽ「ハーマイオニー！お菓子貰いに行こうよ！夜はパーティーだし...、え待って、その白い狼ってもしや？」

ﾊｰﾏ「あらミンス！マントは借りられたの？そうそう！これロシェなのよ」

『ミンス〜！どう！？すごくない！？』

ﾐﾝｽ「たしかに凄いよ、マジで可愛い。」

ﾊｰﾏ「でしょ？？ロシェ、あなたは先にハロウィンを楽しんできなさい。私たちはまだ準備あるから後で行くわ」

『あ、ありがと！』

ﾐﾝｽ「お菓子貰えなかったらイタズラすること！分かんなかったらウィーズリーの双子に聞きな。」

『わかった！』

2人のいる部屋を後にして談話室に向かった。

談話室にて

『あ、ハリー！ロン！トリックオアトリート！』

ハリ「待って、その声ってもしかしてロッシュかい？」

ロン「おいおい、違うだろ。髪色がまず白だぞ？目の色は緑だけどさ」

『ロン不正解〜、ハリー大正解！』

2人は驚いた顔でお互いの顔を見合せた。