Chocolate Love (ページ12)

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とうとう待ちに待っていた2週間後...

つまりホグワーツの新学期が始まった。

マク「新入生が組み分けを終えた後に、新任のルーピンの紹介を終えた後にあなたの紹介と組み分けを行います。それぞれの寮監は...」

『グリフィンドールはマクゴナガル先生、ハッフルパフはスプラウト先生...レイブンクローはフリットウィック先生、スリザリンはスネイプ先生ですよね！』

マク「心配はなさそうですね、では後ほど迎えに来ます。正装で待っていてください。」

『分かりました』

正装というのは私の出身を表す、着物にした、少し軽めのやつ

この2週間ではマクゴナガル先生がお母さんのように面倒を見てくれた。

苦手な変身術を教えてくれたし、ホグワーツのしきたりも教えてもらった。

ルーピン先生も私を場内で見かけると手を振ってくれる。

スネイプ先生は...そーいや見てない..

でもダンブルドア先生の部屋でなんか喋ってるのは聞いた。

考え事をぼやっとしていると

ハグ「おい、お前さん。俺に着いてこい。案内してやる。」

『ありがとう、ハグリット』

ハグ「それにしてもお前さん不思議な服を来とるなぁ、それが日本のやつかい？」

『そう、着物っていうの！』

ハグ「とても似合っちょる。さぁ、それを今から皆にお披露目しよう。」

『緊張するなぁ。』

ハグ「大丈夫大丈夫」

そうやってハグリットに励ましてもらいながら広間へ向かう。

中を見てみるとダンブルドア先生が話をしていた。

ダン「さて、今年から新しく闇の魔術に対する防衛術の担当をしてくださるR.J.ルーピン先生じゃ。」

ルーピン先生は立ち上がり軽くお辞儀をした。

ダン「そして、ホグワーツでは伝説のような事じゃが...」

伝説というワードに皆がざわめく。

ダン「なんと今年は日本から転校生がやってきた。3年生に入るが、皆仲良くするようにの、さぁ拍手。」

ハグリットに早くっ！と促されみんなの前に出た。

『皆さんこんにちは。A・アップルといいます。日本からやってきて3学年の方に入れさせて貰いますのでどうぞよろしくお願いします！』

言い切ると拍手が沸きあがる、

ダン「それでは君も組み分けを...」

そうだ、やばい。緊張する...

母さんはグリフィンドールに入れって言ってたけど
スリザリンに入ったらどうしよう...

でもスリザリンはスネイプ先生の寮だから私としてはどこでもいいんだけどな...

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