十話 閉じ込められた少女 ページ10
私は廊に閉じ込められる。大体八時から寝る
前までだ。主に私の存在を隠している
こととされた。十中八九緋の目のことを
知られたくないのだろう。ドアの音が
《ガチャリ》と聞こえた。
A「うっ・・・ここはどこ」
未来「ここは様々な私のコレクションだ。美しいだろう？【生首】【珍獣】【人間】全てが此処に保管され、一生年をとらないんだ。」
A「や、やだぁっ！・・・・んっ」
私は怯えた。いやらしい人間の声と獣の腐った
匂い。そこには目だって置いてある。
彼の表向きは芸能事務所だが、裏は人体
コレクションを趣味とする家柄だった。
A「っ！なっ・・・・///」
未来「素晴らしい目だな・・・A」
A「これは・・・・なにっ？」
首にはなにかピンク色の物が着けてあった
外したら爆破するのではなく、彼の念能力
《絶対服従》が作動して人間は耐えきることは
不可能である。
あかり「うわぁっ！みてっ、お姉ちゃん！」
雪村「ちょっあかりっ！未来さんに迷惑でしょ！もう！走り回らないで」
未来「いいんだよ、気にしないでください」
雪村あぐりと雪村あかりがこの家に来た。
そのような声が聞こえた。首輪を取ろうとする
と何故か意識が朦朧として火照った。
誰かが触ろうとしたら自分が喚き声をあげる
A「んっ・・・・やっ・・・あっ///」
しまいには自分のものまで触ろうとした
感度が限界になったのだ。すると服が
ポロリと破れて裸状態になる。
誰かと呼ぶ声は外には届かなかった。
A「だれっ？見ないでよ！あっち行って｣
あかり「お姉ちゃんっ！だ、大丈夫なの？｣
雪村｢ちょっとあかりっ！見ちゃダメ！」
終わり
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作者名：雪乃結衣 | 作成日時：2017年11月25日 11時
