キスは君から、それ以上は僕から。

ハジメテの出逢い。 ページ2

桃色side









ハジメテ出逢ったんは高1の4月。









赤｢えーっ、今年1年間、このクラスの英語を持たせてもらいます、重岡大毅です！よろしくなーﾆｺｯ｣









え、待って、かわいい。









俺はあの一瞬の笑顔に堕ちた。









赤｢はい、じゃあ1番の人から自己紹介してってー


名前と、出身校と、元所属クラブな。


あ、あと好きな科目と嫌いな科目も！｣









重岡先生は1人1人にコメントを送っていた。









赤｢あーわかるわかる。俺も国語嫌いや☆


でも中間先生の授業、寝たらあかんでー笑


怒らすとメンドイしw｣









赤｢大丈夫、大丈夫笑


物理なんて、しょーみいらんから笑｣









いや、教師が言うたらあかんことやろ笑笑









ツッコミを入れつつ、一目惚れってあんねんなー、なんて考えてたら、俺の番が回ってきた。









桃｢小瀧望です。浪速第三中学校出身で、サッカーやってました。好きな科目は、、英語で、嫌いな科目は数学です。よろしくお願いします。｣









赤｢いや、待って、背でかない！？


それにしても男前やなー。


てか身長なんぼあんの？｣









桃｢184くらいです。｣









赤｢184！？


ええなー。おれ174やしなー…｣









え、174とか、、









かわいすぎ！←









てか男前って言われたんやけど。









のんちゃん、嬉しっ←









そういや流星にも俺と似たようなこと言うてたような。









まあ、ええか。





















これか俺らのハジメテの出逢い。









ごくフツーの出逢いやろ？









でも俺にとっては特別やねん。









きっと一生忘れへん。









たとえ相手が忘れてても。









まあ、きっと彼なら覚えてくれているはずだ。

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