境界線なんて、壊そうや。

桃色の思い1 ページ27

桃色side









仕事が終わって、俺はソロで雑誌の仕事があったから









家ついたんは夜の20:00やった。









ふと携帯を見ると









不在着信が2件。









おそらく彼だろう。









また赤いセンターのアイツに









傷つけられたんかな？









俺にしとけばええのに…









いや、こんなに傷つくんやったらなーってことやで









重岡も重岡やであの鈍感野郎←









まあ、そんなんおもててもしゃーないから









折り返し電話をかける









緑《もしもし？のんちゃん》









桃《どうしたん？なんかあったん？》









緑《……》









桃《シゲがなんかしたん？》









緑《シゲは、、、悪ない

俺が、勝手に期待して、勘違いして、

ショック受けてるだけ》









話聞いたけど…









淳太やな。今回は。









あの明太子め←









てかシゲまた無理してたんや…









それはもうやめてほしいな…









やなくて神ちゃんを慰めな。









桃《神ちゃんは、自分が傷ついても相手のことを1番に考える、ええ人やなー》









緑《そんなことないで笑》









神ちゃんが笑ってくれて









その後からは1時間ぐらい電話してた。









電話を切ったあとでひかかった言葉に自分で詮索を入れた。









“シゲは悪ない”









たしかに俺もその通りやと思う。









故意に神ちゃんを傷つけようとはしてへんし、









シゲやって自分の恋愛で傷ついてることもある。









誰も傷つかん、









誰も不幸にならん、









そんな恋は存在しいひんのかな？？









神ちゃんも、照史も頑張って欲しい。









もちろん、シゲも淳太も。









シゲと淳太のあのもどかしいキョリ。









俺はアレにイライラする。









お前らだけやないねんぞ、









他の人の気持ちもあんねんぞ









そう言って、シバいてやりたいわ笑笑

紫色の思い2→←紫色の思い1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す