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そう思ったのも束の間で。
アンラッキーなことに2限の授業は彼も取っていて、嫌でも同じ空間にいることになる。
いや〜、まさかジョンハンを少しでも嫌だと思う日が来るなんてなぁ。
「ねえ、何言われたか聞いてもいい？」
「……"こいつだけは絶対ない"」
「は」
「って」
なんでそんな話の流れになったのかは、ショックですっかり忘れてしまったけれど。
「今日も夢の中で言われてね」
「……ええ？」
「それで早く起きちゃった。笑えるよね」
本当笑える。
まだ昨日までは平気で好きだった自分にも、夢の中の彼に言われて諦める自分にも。
ヨニに続いて教室の中に入ると、いつもジョンハンとその友人たちが座る席とは正反対の席に座った。
「ここなら安心」
「別に大丈夫だよ」
「私がダメ。近くだと殴りかかっちゃう」
大真面目に言うからつい笑ってしまう。
くすくす笑う私を、ヨニはじーっと見ると、
「今日ほんとかわいいよ？」
「ありがとうw」
「毎日その格好してほしい」
「朝早く起きられたらね〜」
「起こしてあげる7時にモーニングコールする」
「早いな？」
ケラケラ笑っていられる彼女との時間はやっぱり楽しい。
うん、もうしばらく恋はいいや。
なんてさっきの前の席の2人にもらったチョコレートを食べようとすると、私の肩を誰かが叩く。
「……え？」
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な - すごく好きな小説です。更新は再開しませんか…？ (2021年12月18日 21時) (
レス) id: 6d1be3e57f (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - wnynaさん» コメントありがとうございます！えっっちょっと嬉しすぎて秒でスクショしましたありがとうございます(TT)(TT)私なんてまだまだなのでwnynaさまの想像力のおかげです…！(;_;)一生分褒めていただいた気分です(笑)本当にありがとうございます！これからもお願いします！ (2020年11月14日 9時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
wnyna(プロフ) - もう琥珀さんと琥珀さんが書かれるお話が大好きすぎて毎日更新ないか確認して生きてます、、！ジョンハンの前髪がかきあげて、跳ねてる髪を見てたら目があったシーンなんて一度読むだけで情景が浮かびました。本当に素敵です。応援してます。 (2020年11月14日 1時) (レス) id: 0b52e8d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！そうですね…間接的に言われたという感じです>< その辺りのことは近々お話に書こうと思っております…！わかりにくい書き方をしてしまい申し訳ないです(;_;) (2020年11月2日 8時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 質問なのですが、ハニさんから直接言われたことはないんですよね？あくまでも主人公ちゃんのみた夢の中で「あいつだけは」と言われたわけで。解釈合ってますかね？ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 0f7e13c0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀
| 作成日時：2020年10月8日 22時
