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2限が終わると、ヨニと逃げるように食堂へ向かった。
いろいろ話しているうちに3限の時間が近くなり、取っている授業が違うためヨニとは別れる。
「じゃあまた後でね〜！」
「うん！」
教室に着いて、いつもの窓際の席に座る。
次の授業にはジスしか知り合いがいない。
でも、いつも離れた席に座るから大丈夫…だと思っていた。
「ここ、いい？」
有無を言わさない笑顔でそう聞かれ、仕方なく鞄を退かす。
「…どうぞ」
「ありがとう」
「いつも一緒に受けてる友達は？休み？」
「いるけどAに話があって」
ジスはヨニが近くにいなければ、私に話しかけてくることは少ない。
私から話しかけることも…ノートを借してもらいたい時くらい？
「ジョンハン、なんとかしてくれない？」
「…はい？」
「昨日からちょっと機嫌悪いんだよ」
「え…知らないよ」
機嫌悪そうだったっけ…？
……あ、さっき机に鞄を置いた時は怒ってたな。
「でもAしか考えられない」
「なんで？」
「機嫌悪い時はAに会った時かその後だから」
「……それくらい私が嫌いなんじゃないの」
「それはない」
ピシャリと言い切られ、黙ってしまう。
…ジスが期待させるようなことを言うのは初めてだ。
ああ…そっか、私はまだジスには話していなかったんだ。
「私ジョンハンにフラれたよ」
「……は？」
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な - すごく好きな小説です。更新は再開しませんか…？ (2021年12月18日 21時) (
レス) id: 6d1be3e57f (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - wnynaさん» コメントありがとうございます！えっっちょっと嬉しすぎて秒でスクショしましたありがとうございます(TT)(TT)私なんてまだまだなのでwnynaさまの想像力のおかげです…！(;_;)一生分褒めていただいた気分です(笑)本当にありがとうございます！これからもお願いします！ (2020年11月14日 9時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
wnyna(プロフ) - もう琥珀さんと琥珀さんが書かれるお話が大好きすぎて毎日更新ないか確認して生きてます、、！ジョンハンの前髪がかきあげて、跳ねてる髪を見てたら目があったシーンなんて一度読むだけで情景が浮かびました。本当に素敵です。応援してます。 (2020年11月14日 1時) (レス) id: 0b52e8d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！そうですね…間接的に言われたという感じです>< その辺りのことは近々お話に書こうと思っております…！わかりにくい書き方をしてしまい申し訳ないです(;_;) (2020年11月2日 8時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 質問なのですが、ハニさんから直接言われたことはないんですよね？あくまでも主人公ちゃんのみた夢の中で「あいつだけは」と言われたわけで。解釈合ってますかね？ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 0f7e13c0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀
| 作成日時：2020年10月8日 22時
