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頭上から聞こえた低い声はもちろんジョンハンのもので。
まだ楽しそうに笑っているさっきの5人組を睨んでいる。
慌てて、つかんだままだった腕を離した。
怒ってる……？
ビクビクしていると、視線が私に戻る。
「何もされてない？」
「うん、大丈夫」
「もっと早く来ればよかった。ごめん」
ジョンハンは何も悪くないのに謝られてびっくりする。
首を横に振れば、私から視線を逸らした。
……それに、もっと謝らなきゃいけないのは、
「…私こそごめん」
「なんで？」
「私が絡みに行く度に、ジョンハンもこんな気分だったのかなってやっとわかって……」
良い気分ではなかったはずだし、もしかしたらひどい時には傷つけたこともあったかもしれない。
私も、自分さえよければよかったのだから。
…そんなの、嫌がられて当然じゃん。
今更気づいたことにもまた申し訳なくなる。
「……あのさ、」
「Aーーーー！！！！！！」
安定にうるさくて、今は良い意味で空気の読めないヨニがこちらに走ってきた。
ジョンハンが何を言おうとしたのか、幸運にもヨニのおかげで聞かなくて済んでホッとする。
…きっとまたヘコむだけだから。
「めっちゃめちゃにかわいいし何！？！？！2人一緒なの！？！？」
「落ち着いて」
「A、男5人くらいに絡まれてた」
「は、5人！？！？大丈夫だった！？」
「そんな大したことじゃないから…」
ただ声をかけられただけだったと説明する。
ちょうどジョンハンが来てくれて助かったことも。
「次見かけたらその5人殴ってやろう」
「おう」
「そんなに…？？」
そしてなぜか2人はそこそこ怒っていた。
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な - すごく好きな小説です。更新は再開しませんか…？ (2021年12月18日 21時) (
レス) id: 6d1be3e57f (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - wnynaさん» コメントありがとうございます！えっっちょっと嬉しすぎて秒でスクショしましたありがとうございます(TT)(TT)私なんてまだまだなのでwnynaさまの想像力のおかげです…！(;_;)一生分褒めていただいた気分です(笑)本当にありがとうございます！これからもお願いします！ (2020年11月14日 9時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
wnyna(プロフ) - もう琥珀さんと琥珀さんが書かれるお話が大好きすぎて毎日更新ないか確認して生きてます、、！ジョンハンの前髪がかきあげて、跳ねてる髪を見てたら目があったシーンなんて一度読むだけで情景が浮かびました。本当に素敵です。応援してます。 (2020年11月14日 1時) (レス) id: 0b52e8d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！そうですね…間接的に言われたという感じです>< その辺りのことは近々お話に書こうと思っております…！わかりにくい書き方をしてしまい申し訳ないです(;_;) (2020年11月2日 8時) (レス) id: 48d11b33af (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 質問なのですが、ハニさんから直接言われたことはないんですよね？あくまでも主人公ちゃんのみた夢の中で「あいつだけは」と言われたわけで。解釈合ってますかね？ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 0f7e13c0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀
| 作成日時：2020年10月8日 22時
