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ヨニに捕獲されながら駅に到着。


改札を抜けると、ちょうど目的地へ向かうための電車が到着した音が聞こえた。

ヨニが慌てて階段を駆け下りていく。



「え〜…走んの？」

「走る！！！」



次のでいいじゃんマインドなジョンハンをヨニが引っ張って、なんとか無事に電車に乗り込んだ。


下校時間や退勤時間にはまだ早いから、人はあまり乗っていない。



「空いてるね」

「うん。座る？」



ヨニにそう尋ねた時、電車が発車して車両が大きく揺れた。


バランスを崩して慌てて掴んだのは、銀色の手すりではなく…



「っ、」

「大丈夫？」



ジスの腕だった。


顔に似合わず、筋肉がしっかりしている。

…だからってときめくことはないけど！！



「ごめん、大丈夫！」



ぱっと離して近くの手すりを掴み直す。


ふう…びっくりした。



「この後も結構揺れるから座ってたら？」

「そうする」



空いていた隅の席に座ると、隣にジョンハンも座った。


あまりにナチュラルだったから、肩がぶつかる近さにいることにしばらく気づかなかった。



「さっき走って疲れたから」

「……ふっ」



何も言ってないのに言い訳をするので、ちょっと笑ってしまう。


この人、こうやってたまにかわいいことを言うんだよなぁ……



「…なに笑って」

「ごめん、なんでもない」



うん、大丈夫。

ちゃんと普通に話せてる。





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先日800人を超えたことにお礼申し上げましたが、もう900人も超えておりました…！！

こんなに大きな数字…そもそも700人超えが初めてなので、大変ドキドキしております……

本当に、心の底からありがとうございます！！！(TT)(TT)

更新が止まる時があるかもしれませんが、なるべくスムーズに更新できるよう頑張ります！

どうぞよろしくお願いします(^_^)♡


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