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焼肉している途中に天月が合流。6人で焼肉を食べながら、色んな話をする。




キヨ「いや、お前ら雑魚じゃん(笑)」




相変わらず煽ってくるキヨ。




まふ「キヨそんな事言ってるけど、この間さかたんに負けてたじゃん(笑)」



ちょっとした反撃をしつつ。



坂田「そうそう、この間のキヨはおもろかった」


キヨ「まぐれだろ」


坂田「キヨ、かっこ悪いぞ」


キヨ「うるせぇ、今日は絶対ボコボコにしてやるから」


天月「めっちゃやる気満々(笑)」




いつもこんな感じで盛り上がって、家でゲームをするともっと盛り上がる。ちょっと飲みすぎたかもしれないなぁと思いながら、焼肉を食べ終えた。




40代位の3人が前か、歩いてきた。僕達は6人だったのでぶつからない様に端によったんだけど、前から歩いてきた人が酔っ払っているのか、よろけて僕にぶつかってきた。僕自身少しテンポが遅れたのでそのせいかもしれない。




まふ「すいません」


「痛ってぇな! 大勢で歩くんならもっと端に寄れよ!」


まふ「えっ」




確かに大勢で歩いているけれど、僕達は端に寄っている。人が通れる道は作っているし、人の邪魔はしていない筈。




「何だよその不満気な顔、これだから今どきの若いもんは」


「部長、やめましょう酔っ払い過ぎです! すみません、お怪我はありませんか?」


まふ「大丈夫です……」




部下の人が何とかなだめてるんだけど、収まらないのか僕達にあれこれ文句を言ってくる。こんな時間まで遊び呆けて親の顔が見たいとか、そんな髪色して恥ずかしくないのかとか、言われてるこっちとしてはとても腹立たしい。




周りもその人の大声でこちらを振り向くし、気付かれるのもここではさすがに困る。





「あのーこれ以上暴言を言うなら、この場で警察呼んでもいいんですよ? 」





Aが発した言葉に俺らですら驚きを隠せない。唐突すぎて言葉を見失うし、当然相手も警察という言葉に驚いて、同じく言葉を見失っていた。




「ぼっ、暴言じゃない! ホントの事だろ!?」



「私達はあなたに手を出した訳でも、暴言を吐いたわけでもありません。もちろん周りの証言もありますし、どちらが有利か不利かは……わかりますよね?」





Aの目は今まで見た事ない程に冷たくて、怒っているのがよくわかった。本気でキレている、ゾクッと背中に氷が入った様に寒気がした。

◇→←66.凍てつく空気の中で


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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年12月26日 13時

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