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コースケ「A、なんかされてるなら言わなきゃダメだろ。俺じゃなくても、ほら優弥先輩とか」



「兄さんは……」



コースケ「まぁ、あの人怖いもんな。友達とか、キヨとかフジとかも居るし、ヒラだって話とか聞いてくれると思うけど……」





逃げる事は好きじゃない。どちらかと言うと真正面からやり合うタイプだ。でも、無闇にやり合うのも好きじゃない。




「このままじゃダメだって分かってるんです」



コースケ「春樹の事、どうしたいの?」



「やられっぱなしじゃ、さすがにダメですよね(笑) 正々堂々戦いますよ、あの人がどうしたいのかはわかりませんけど」



コースケ「何かあったら俺らにでも言ってよ。相談とかには乗るから」



「ありがとうございます」









【現在】




コースケ「A、フォートナイトの生放送やろう」



「良いですね、やりたいです」





あの日あの時、こーすけさんと話さなければ、私はきっと春樹兄さんにやられっぱなしだっただろう。あの日以降、何回も何十回も春樹兄さんに暴言を言われ続けた。その度に兄譲りの口の悪さで返してきた。





「機材大丈夫ですか?」



コースケ「今回は大丈夫、8時頃にやろう」



「了解です、準備しておきますね」





最俺ではいつもいじられてますが、頼りがいのある先輩だったのは確かです。私にとって、昔から4人の先輩の存在は大きかった。





それにしても、どうして春樹兄さんにあんなに嫌われていたのか不思議です。




まぁ、考えても無駄だって分かってるんですけどね。





コースケ「準備出来た?」


「出来ました!」




私は考えをやめて、画面へと向かった。

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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年5月19日 18時

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