◇ ページ32
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あの時、Aが言ってくれなかったら自分の声をまだ認められなかったかもしれない。ずっと嫌いなままで、ずっと過ごしていたかもしれない。
気にしないようになってからしばらくして、Aが俺に嫌な事を言ってきた同級生と喧嘩していた事がある。
理由はその同級生が、Aのクラスメイトにぶつかり、その子が階段から落ちそうになった所を、A支えて助けたけど、同級生が謝らなかった事で喧嘩。
「お前後輩の癖に調子乗んなよ」
その時Aの胸ぐらを掴み始めたので、俺はまずいと思い止めに入ったのを覚えてる。
「ヒラさん?」
ヒラ「さすがにそれはマズいと思う」
うるっせぇな、と言いながら拳を振り上げたのでこれは殴られると思っていたら、Aが片手で同級生の腕を掴んでいた。
「なっ、んだよお前!」
「手をあげてしまったら終わりですよ。先生! 先輩が危ない事しようとしてます!」
Aの声を聞こえたのか近くに居た先生が駆けつけてきて、その同級生は先生に叱られていた。まさかAが片手で止めるとは思ってもなかったので凄い驚いた記憶がある。
・
ゲーム実況を終えて、ふと気になったことを聞いてみる事に。
ヒラ「A〜」
「何ですか〜」
ヒラ「喧嘩とかした事ある?」
「……えっ?」
あっ、あるんだ。意外とこういう事になると、途端に嘘が下手になるんだよねAって。
「いきなりどうしたんですか?」
ヒラ「いや、昔の事思い出して気になった」
「あーそうなんですね」
どうやら、あるらしい。けどそれ以上深く聞かないことにしておこう。
ヒラ「ご飯食べに行こっか」
「そうですね、行きましょう」
そんな話をして、外に出たら雪がまだチラホラと降っていた。
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明(プロフ) - なたなたまるさん» 私の作品を見つけて、読んで下さり本当にありがとうございます! なたなたまる様にとって、より良い作品とはならないかもしれませんが、面白い楽しいと思っていただける様に、精一杯努力させていただきます。今後ともよろしくお願い致します。 (2019年5月31日 2時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - なたなたまるさん» 今回、希望を言って頂けた事は、本当にありがたいです。そしてその希望を叶えられない事に対して、お詫び申し上げます。長文となってしまいましたが、読者様のお言葉に対して中途半端な気持ちでお答えは出来ないので、この様な長文になってしまった事を、ご了承下さい。 (2019年5月31日 2時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - なたなたまるさん» 2つ目は、今回変更する場合、私は今まで書いてきた作品に編集を入れる事になります。私がその作業をする際、もし間違えた編集をしてしまえば、読者様にご迷惑をかける事となります。私自身、お恥ずかしながら作業に対して自信がありません。 (2019年5月31日 2時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - なたなたまるさん» 苗字から実況者名を取って、今現在の実況者名を付けさせて頂きました。現在ありがたいことに続編も出させて頂いてますが、未だに苗字は出しておりません。所謂世界観を作り上げている様な感じです。ゲーム実況者という特殊な世界観を作り上げる為です。 (2019年5月31日 2時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - なたなたまるさん» なたなたまる様 機能追加希望のコメントありがとうございます。読者様のお言葉は、私としてとても大切にしたいと思っております。ですが、実況者名変更機能を追加する場合、色々な問題が生じます。1つ目は、設定との矛盾です。 (2019年5月31日 2時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明 x他1人 | 作成日時:2019年3月9日 15時