94.一途な想い ページ19
・こーすけ
キヨから話があると言われ、最俺ハウスに集まった。改まって何の話があるんだろと思いつつ、1番最後に来たヒラもソファに座った所でキヨが口を開く。
ｷﾖ「まぁ、話っていうのは、俺とAの事なんだけど」
ﾋﾗ「Aとキヨ？ あっ……もしかして」
ｷﾖ「Aと付き合う事になった」
あぁ、ついに2人がくっついたか、と思った反面Aの事を好きなフジはどんな反応するのかなって思って、チラッとフジの顔を見る。
ﾌｼﾞ「えっ、マジで！？ おめでとう！」
笑顔で祝福をしている所を見て、さすがに驚いた。いやだって、好きな子がある意味ライバルと付き合うってなったら、そう簡単には喜べない。
ヒラと顔を見合わせて、おめでたい事なのでキヨにおめでとうと伝える。
Aが中学生の頃からキヨは好きだったらしく、付き合うってなった事は本当に心の底から祝福してる。でも、フジの言葉が妙に自分に引っかかった。
話を終えて、キヨとAとヒラが別の場所で話をしている時、無事に話しかける。
ｺｰｽｹ「フジ、大丈夫？」
ﾌｼﾞ「ん？ 何が？」
ｺｰｽｹ「いや何がって、あの二人の事」
ﾌｼﾞ「あぁ！ おめでたいよね」
我慢してる訳ではなさそうだけど、フジは無理してるんじゃないかって思ってしまう。
ﾌｼﾞ「こーすけ、俺が無理してるとか思ってんでしょ」
ｺｰｽｹ「まぁ、そりゃお前もAの事好きだって知ってるから」
ﾌｼﾞ「俺はちゃんとキヨより前に告白したよ？ 振られたけど、気持ちの整理はついてる。そりゃ振られた後は落ち込んだけど、自分が好きになった人がAで良かったって思えた。それに、好きな人が好きな人と結ばれるって嬉しい事じゃん？」
ｺｰｽｹ「……かっこいいなお前。後で焼肉行こうぜ」
ﾌｼﾞ「こーすけの奢りな(笑)」
そんな話をしていたら、ヒラが何の話してるのって話しかけてきた。経緯を説明したら、どうやらヒラは知っていたらしい。いや、知らないの俺だけ？
ﾋﾗ「じゃあ、こーすけ今度奢ってね」
ｺｰｽｹ「お前関係ないだろ(笑)」
ﾋﾗ「寿司でいいよ」
ｺｰｽｹ「話を聞け！」
フジの笑った顔を見て一安心。こいつはしっかりケジメをつけられたんだなと納得した。
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明(プロフ) - コントローラーさん» ありがとうございます！ コントローラー様のお言葉を活力に頑張ります！ (2020年6月23日 15時) (
レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
コントローラー - 明さん» はい！楽しく見ていきたいです！() (2020年6月22日 16時) (レス) id: 6d089ae50d (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - コントローラーさん» コントローラー様 初めまして！ この小説はとても長く、他の方より読みにくいかもしれないと自分で思っていたのですが、1から楽しく見ていただけているなんてとても光栄です！ 応援ありがとうございます！ まだまだ続きますので楽しく読んでいただけたら嬉しいです。 (2020年6月21日 17時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
コントローラー - 明さんはじめましてコントローラーと申します！この作品を知ったのは最近ですが、1から楽しく見させてもらっています！これからも更新頑張ってください！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: 6d089ae50d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 x他1人 | 作成日時：2020年5月24日 12時
