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1時間程してから、Aが編集部屋から出てきた。お互いにお疲れと言い合い、暇になったのでまたゲームをしようという話に。
「そういえば、友人が結婚するってさっき連絡来たんですよね(笑)」
ｷﾖ「えっ、唐突すぎだろ(笑)」
「ホントですよ、唐突過ぎて驚きました」
そっか、Aの歳の子達はもう結婚する子結婚すんだなぁ。早い人は早いって言うし、何らおかしい事じゃないと思うけど。
ｷﾖ「お前って好きなタイプとかあんの？」
「えっ……？ 好きなタイプですか？」
ｷﾖ「うん」
普通にサラッと聞いてるけど内心バクバクしてる。今までこういう類の話をしたことが無いので、Aも不思議そうな顔をしていた。
「好きになった人がタイプってよく言う答えになっちゃいますね(笑) お互いに良い所を伸ばし合えて、悪い所を指摘してくれる人がいいです。あとは……なんですかね」
ｷﾖ「意外と的確なタイプがあるんだな(笑)」
「って言っても、今まで恋人いた事ないんですけどね(笑) よく友人に「恋愛経験が少なすぎ〜」って言われます」
ｷﾖ「そうなのか(笑)」
Aは特定の人に対して、好意を持った事が無いのだろうか。もしかして俺にすら脈がないんじゃないかって思ってしまう。なんて思いながら、ちょっと落胆した時だ。
「でも、1番はキヨさんみたいに一緒に居て楽しくて、安心する人が良いです(笑)」
ｷﾖ「えっ……」
「えっ？ ……あっ、ちっ、違います！ そういう意味じゃなくて、いや違うくはないんですけど！」
Aが顔を赤くして焦りながら言葉を発した。凄い貴重な姿を見てるなぁと、思いつつAの言葉をつい真に受けて俺も恥ずかしくなる。
ｷﾖ「何焦ってんだよ(笑)」
「そっ、そう、ですよね！」
Aは飲み物を取ってくると立ち上がった。
だけど、俺はチャンスを逃したくなくて立ち上がろうとしたAの腕を掴む。
ｷﾖ「あのさ、俺も一緒に居て楽しくて、安心出来る人が良い」
「えっ？」
Aを好きになって何年目だろう。関係を壊すのが怖くて、押し殺してした想いはいつの間にか溢れ出る位に増えていた。
けど、期待していいよな。お前の言葉に。
ｷﾖ「1番一緒に居て楽しくて安心するのは、俺の中ではお前しか居ない」
もう、閉じ込めるのはやめよう。
ｷﾖ「……ずっと、昔からAが好きだった。俺と……付き合って下さい」
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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明(プロフ) - コントローラーさん» ありがとうございます！ コントローラー様のお言葉を活力に頑張ります！ (2020年6月23日 15時) (
レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
コントローラー - 明さん» はい！楽しく見ていきたいです！() (2020年6月22日 16時) (レス) id: 6d089ae50d (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - コントローラーさん» コントローラー様 初めまして！ この小説はとても長く、他の方より読みにくいかもしれないと自分で思っていたのですが、1から楽しく見ていただけているなんてとても光栄です！ 応援ありがとうございます！ まだまだ続きますので楽しく読んでいただけたら嬉しいです。 (2020年6月21日 17時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
コントローラー - 明さんはじめましてコントローラーと申します！この作品を知ったのは最近ですが、1から楽しく見させてもらっています！これからも更新頑張ってください！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: 6d089ae50d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 x他1人 | 作成日時：2020年5月24日 12時
