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タクシーで15分程の場所だったので、さほど時間はかからなかった。車から降りて、Aを探すが見当たらない。どこ行ったんだよ、そう思っていたら建物の影になっているベンチに座っている人影が見えた。
暗くなってきていたので、探しにくかったがすぐにAだと理解出来る。
キヨ「A!」
「あっ、キヨさん!」
振り向いて立ち上がり、俺に笑顔を向けてくれるA。その瞬間、昔を思い出した。自分に向けてくれる笑顔が嬉しくて、必死で笑わせようとしていたあの頃。
俺は駆け寄って、Aを抱き寄せた。
「ちょ、キヨさん!?」
キヨ「ごめん、A。お前の気持ちしっかり受け止めてやれなくて」
「……キヨさん、大丈夫ですよ。キヨさんが背中を押してくれたから、待っていてくれたから頑張れたんです」
こんな時まで優しいA。てか、俺勢いで抱き締めたけど、めちゃくちゃ恥ずくね。
キヨ「な、なら良かったわ。よしっ、今日は焼肉奢ってやる!」
背中をバシッと叩いて、Aから離れた。やばい、恥ずかしさで顔が熱いから顔向けれねぇ。
「おぉ、キヨさんありがとうございます!」
キヨ「どうせお前の事だから、朝ごはん食ってねぇんだろ」
「正解です(笑)」
キヨ「正解ですじゃねぇよ(笑) 飯食うぞ!」
「食べましょう!」
その後、俺が声をかけると最俺メンバーが集まった。レトさん達とは後日やることになった。まぁ、ガッチさんが県外なので後日の方がいいだろうという結果。
Aは電話口でレトさんやガッチさん、うっしーにお礼を言っていた。
今日は最俺メンバーで焼肉。久々に5人揃ってなので、レトさんからは珍しいと笑われたけど。
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3人と合流して騒いだ後、焼肉屋へと入る。個室になっているので、プライベートな空間にはなっているので安心だ。
フジ「一時どうなるかと思ったけど本当に良かった」
「ご心配おかけしました(笑)」
ヒラ「さっ、乾杯しよう!」
俺酒飲めねぇからクリームソーダ頼むわ。
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コースケ「そういえば、今ここで言っていいか分からないんだけどさ、A登録者200万人目前だったよ?」
「えっ!?」
すぐにスマホを取りだして確認するA。すると、こーすけの言う通り登録者は200万人目前だった。てか、それ先に言えよ。
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明(プロフ) - ちまさん» ちま様 一気読みしていただけるなんて、とても嬉しいです! 引退をかけた勝負の回はどうやったらハラハラする感覚を小説で表現できるのだろうと悩んだ部分なので、褒めていただけて光栄です。 面白いと言って下さりありがとうございます。これからも頑張ります! (2020年5月10日 11時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
ちま - 1から一気読みしました!!!!!めちゃくちゃ面白いです!!アキちゃんの引退をかけた勝負は読んでいて自分も生放送見てる気分なってました!続き楽しみです! (2020年5月10日 6時) (レス) id: b0d560efb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明 x他1人 | 作成日時:2020年3月4日 14時