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82.何よりも幸せな事 ページ21

・まふまふ





Aが以前ドラムで僕とそらるさんが歌っている【ヒバナ】演奏してくれると言っていた。けど、どうやら以前話していたストーカーの後輩とトラブルがあったらしく練習すら出来ていないとAから謝りの連絡があった。





僕は謝ってほしい訳じゃない。きっとそらるさんだってそうだ、Aが無事にゲーム実況に戻れた事が何よりも嬉しいし。





でも、Aは真面目だからそういう所を気にしてしまう。だから今日はAだけ呼んでとある企画を一緒に撮ろうと提案した。




1時間後、Aはいつものように飲み物とお菓子を買って来てくれた。というかいつも通りの感じがほっとする。




まふ「実はやりたいって言うのが__」




以前キヨと一緒にやった【お互いにモノマネして友達に電話してもバレないんじゃね?】という企画をAと一緒にやろうと思ったのだ。




「良いですね、面白そうです(笑)」




笑ってくれてよかった、そう思いつつ僕は撮影と準備をする。





まふ「A、ドラムの演奏の事あんまり気にしないでね」


「えっ?」


まふ「僕とそらるさんは、無理してまで演奏してほしくない。Aが楽しそうにドラムを叩いてる姿が好きなだけだからさ」





うわっ、真正面から言うのって結構恥ずかしい。顔が熱くなるのがわかった。今はAの方を向けない。だからどんな表情しているのかすら分からなかった。





「まふさん……ありがとうございます」


まふ「さっ、撮ろう?」


「はいっ!」






撮影を終えてひと休みする。キヨにはLINEで遊びの誘いをすると、どうやら電話を切った事を根に持たれてるらしい。



まふ「キヨ普通に怒ってる(笑)」


「電話切っちゃいましたからね(笑)」



取り敢えず、さかたんと天月とキヨが来るまで2人でゲームをする。しばらくすると、近くでご飯を食べていた天月がやってきた。




「天月さんお疲れ様です!」


天月「あっ、お疲れ〜ってなんでAちゃん居るの?」


「えっさっき会話したじゃないですか?」


天月「んっ? えっ、いやっ、僕まふくんと話してたけど」





どうやら天月は完璧に騙されていたらしい。事情を説明すると、似すぎじゃない? と言っていて、何だかドッキリに引っかかってくれた感覚で嬉しかった。




次に来たのはさかたんで、さかたんはどうやら薄々僕じゃないんじゃないか、と思っていたみたいだけど誰かはわからなかったらしく、同じく驚いている。

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(プロフ) - ちまさん» ちま様 一気読みしていただけるなんて、とても嬉しいです! 引退をかけた勝負の回はどうやったらハラハラする感覚を小説で表現できるのだろうと悩んだ部分なので、褒めていただけて光栄です。 面白いと言って下さりありがとうございます。これからも頑張ります! (2020年5月10日 11時) (レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
ちま - 1から一気読みしました!!!!!めちゃくちゃ面白いです!!アキちゃんの引退をかけた勝負は読んでいて自分も生放送見てる気分なってました!続き楽しみです! (2020年5月10日 6時) (レス) id: b0d560efb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年3月4日 14時

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