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それから雛子が行きたいと言っていたスイーツ店や、唯は漫画が大好きなのでそのキャラクターのグッズが沢山あるお店へ。
夜ご飯は3人で作ろうという事になり、食材やお酒を買って私達は家へと戻った。夜ご飯を作り終えて、テレビも付けずに3人で色んな話をしながら食べていた。
夜ご飯が終わり、2人には順番にお風呂に入ってもらい、私も後片付けを済ませた後にお風呂に入り、今度は3人でゲーム対決。
「1人プロ居るのに勝てるの私達(笑)」
「Aちゃん、お手柔らかにだよ！？」
と、言われたものの油断すると負けてしまう。特に雛子は操作など覚えるのが早いので、むしろ私の方が焦る。
「うわぁ、雛子に負けた！」
「やった！ Aちゃんに勝った(笑)」
そのまま潰してしまえと、物騒な事を言い始める唯。多分にして酔いがまわって来ているのだろう。
しばらくしてからゲームを終わって最近の話になる。
「最近Aちゃんはどう？」
「ん？ 特に変わりはないかな」
体調が悪かったりもしたが、心配をかけたくないので言わないでおこう。
「そっか……実は私ね最近彼氏が出来たの」
「えっ、本当に！？ おめでとう！」
「えへへ、ありがとう」
「どんな人？」
雛子が務めているお客さんで、甘い物好きという共通点なら仲良くなり、それから互いに両思いになり付き合ったという。
幸せそうな雛子の顔を見て、私も唯もほっとしてしまう。そっか、あんなに内気だった雛子にも好きな人が出来たんだと安心と少しの寂しさ。
「そっかそっか……大事にしてもらってね。唯は？ 高校の頃から付き合ってる人とは……」
「残念ながら……まだ付き合ってるよ(笑) もう10年近くになるけど、お互い忙しくて結婚とかはまだまだかな」
「でも、長続きしてるって凄いことだよ」
今の時代だ、すぐに付き合って別れるという事だってあるのに、唯はずっと高校生の頃から付き合っている恋人と今でも付き合っている。
「私達の事ばっかだけど、Aはどうなのよ」
唯が真面目な顔をして私に問いかけてくる。
「私は……あんまりそういうの無いかな」
「モテる癖に！ 罪な女め！」
「モテないし、言い方悪いなぁ(笑)」
笑って誤魔化すのって結構罪悪感がある。そんな話をしながら、私達は夜中まで話し込んでいた。
【実写】お互いの友達にモノマネして電話してみてもバレないのでは？→←81.高校時代の同級生
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明(プロフ) - ちまさん» ちま様 一気読みしていただけるなんて、とても嬉しいです！ 引退をかけた勝負の回はどうやったらハラハラする感覚を小説で表現できるのだろうと悩んだ部分なので、褒めていただけて光栄です。 面白いと言って下さりありがとうございます。これからも頑張ります！ (2020年5月10日 11時) (
レス) id: f2c90cc64b (このIDを非表示/違反報告)
ちま - 1から一気読みしました！！！！！めちゃくちゃ面白いです！！アキちゃんの引退をかけた勝負は読んでいて自分も生放送見てる気分なってました！続き楽しみです！ (2020年5月10日 6時) (レス) id: b0d560efb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 x他1人 | 作成日時：2020年3月4日 14時
