猫のショウとレン。

17（番外編） ページ17

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『休日』








「あ〜やっと休みだ」






なんて幸せなんだろうか





ふかふかのベッドにお昼過ぎまで寝ていられる







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しかも、わたしのお腹の前で寝ている子達の





暖かさが、幸せを倍増にする





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レ「おい、Aご飯まだなん」






いや訂正


…かわいいのはショウだけかもしれない







レ「そんなグダグダしとると、太るで」






「はあ！？」







シ「ちょっとレン、あさからうるさいで」







レ「朝ちゃうから！！昼やショウ」








なんだか


騒がしい休日になりそうです






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シ「なあなあ、Aはどういうお仕事しとるの」






「うーんとね、わかりやすく言うと事務作業だよ」






レ「勇太は、コンサートがなんとかっていっとったけど」






「うん、コンサート関係のお仕事」





シ「へえ、みてみたいなあ。Aが、がんばってるとこ」






えへへ、と(たぶん)ショウは笑った。





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レ「で、勇太は何者なん？」






「いや何今更すぎて」






レ「…勇太ってほんとにただの幼馴染なんか」






こ、これは…嫉妬！？




猫も嫉妬するのか！



…いや、人間か






シ「もうレンはモチモチなんだから」






「え、なんて？」







レ「それをいうならヤキモチやろ！！！」







あ、自分で言った





と思ったら玄関が開く







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勇「へえ〜、ヤキモチ妬いてくれてんの？」








玄関には、ハットを被った男がひとり。









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レ「ギャーーー！！！」






「変質者ー！！！」






シ「へんたい！！！」







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勇「そこまで言いますか！！？？」








岸(また俺出てこなかったじゃん……)

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