19話「ヒーロー基礎学�◆� ページ19
「始めようか有精卵共！！！
戦闘訓練のお時間だ！！！」
グラウンド・β
集合場所に各々が集まり、今。戦闘訓練が始まろうとしていた。
「あ、緑谷君。その戦闘服はもしかしてお手製？いいと思うよ。」
と、心音が遅れてやってきた緑谷に声を掛ける。緑谷は照れたようにありがとう、と答えた。
「あ、デクくん！！かっこいいね！！地に足ついた感じ！」
「麗日さ…うおお……！！」
麗日が緑谷に気付き、話しかける。
そんな麗日に緑谷は思わず、奇声をあげた。
理由は簡単、彼女の戦闘服がパツパツスーツだったから。
体のラインが浮き出ている、そのスーツに何となく緑谷は目を逸らしてしまった。
わかり易過ぎるなあ、とほのぼのした感情で心音は眺めていた。
「要望ちゃんと書けばよかったよ……。
パツパツんスーツなった。」
微笑ましい。その一言に尽きる。
「ヒーロー科最高。」
「君ほんと女の子好きだね。モテなさそう。」
「うるせえ厚着野郎！！」
「は？」
物凄い威圧感で心音は峰田を睨む。
___だから
峰田にドンマイという視線が(男子生徒から)注がれた。
*****
「良いじゃないか皆。カッコイイぜ！！」
と、オールマイトが言う。
何やら緑谷の方を見て、笑いを堪えていたが、矢張り
「先生！ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか！？」
そう話すロボット人間。
全身をロボットのような服装で包んでいるのは飯田だった。
真面目な性格は相変わらずだ、と心音は言いつつ、内心でちょっぴりロボットかっけーなんて思っていたり。
「いいや！もう二歩先に踏み込む！
屋内での
自分の”個性”を他人に向けることの危険さを知ろうってことか。
オールマイトの言葉の意図が簡単に読めた心音は、顔をしかめる。
「そんなの一番理解してるっつーの……。」
それはまるで、経験したかのような口振りだった。
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ロロロ(プロフ) - 赤字さん» ありがとうございます！ (2018年4月28日 21時) (
レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
赤字 - 面白いです♪ (2018年4月28日 20時) (レス) id: b278d1cf65 (このIDを非表示/違反報告)
ロロロ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！修正しました！ (2018年4月28日 18時) (レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ２２ページの爆豪が爆轟になってるんですが…更新、待ってます！ (2018年4月28日 18時) (レス) id: 269a2a006a (このIDを非表示/違反報告)
ロロロ(プロフ) - 涼花凛娘さん» コメントありがとうございます！物間くんの……親戚かもですね((体育祭編まで時間がかかりそうですが気長にお待ち下さると嬉しいです……！！頑張ります！！ (2018年4月28日 12時) (レス) id: fc1c559d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロロロ | 作成日時：2018年4月18日 15時
