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私は周りを鳥居で囲まれた階段を登っていた。
無限に続いているような鳥居をただひたすらに登っていく。長い間、ほんとうに長い間登り続けていたように感じていたが、遠くに人影が見えた。
和服のようなものを着ていて、頭に狐の耳がある。ふかふかの尻尾まである。
もふもふさせてくれないかな、と思って近づこうとするがなぜか近づけない。足を動かしても走っても人影との距離は縮まらない。
近づくのを諦めその場に座り込みむと、だんだん意識がぼやけてまぶたが落ちそうになってきた。
瞬きの回数が多くなり、目を閉じている時間のほうが長くなる。
次に目を開けたとき視界に写ったのは、あんなに近づけなかった人影が後ろからこちらを覗き込んでいる姿だった。長い髪がカーテンのように私にかかる。
目が合うと彼はニコ〜っと笑顔を浮かべた。
その笑顔に既視感を覚えながら私は意識を手放した。
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kikite(プロフ) - あああ...爽やか...心が浄化される...... (2023年4月7日 4時) (
レス) @page12 id: 92ba65462e (このIDを非表示/違反報告)
のか(プロフ) - じゃーん、えっちふんさん» コメントありがとうございます！そのお言葉によって更新する気持ちが持続しています...本当にありがとうございます。 (2023年3月30日 1時) (レス) @page10 id: 465eb63993 (このIDを非表示/違反報告)
じゃーん、えっちふん(プロフ) - 言葉選びがなんとなく柔らかくて大好きです！更新自分のペースで頑張ってください！！ (2023年3月26日 0時) (レス) @page8 id: 1b7c50ba33 (このIDを非表示/違反報告)
のか(プロフ) - ラクさん» コメントありがとうございます！その言葉を頂けて続きを書く気持ちが復活しました。今年受験なのでゆっくり更新になると思いますが気長に待ってくださると嬉しいです！ (2023年3月16日 18時) (レス) @page3 id: 4173865e11 (このIDを非表示/違反報告)
ラク - めちゃくちゃお話好きです､､､更新頑張ってください!!楽しみに待ってます!! (2023年3月16日 14時) (レス) @page3 id: a965d667c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のか | 作成日時：2023年3月12日 2時
