鈴木入間くんの妹､アガレスくんの彼女です3

82話:お出かけ準備 ページ18

Aside


夜､ベットの上でス魔ホをスピーカーにして
明日の準備をする


｢絆創膏と...ハンドクリームと...｣

ピ『そんないる?』

｢万が一を考えて...｣


なんと...夜なのにピケロくんと電話ができたのです...!

いつも寝ちゃってるのに
今日はピケロくんの方から電話がきたのです...!


｢ピケロくんは...明日..何を...持ってくの...?｣

ピ『別に...ス魔ホと財布あればいい』

｢少ないね...｣

ピ『Aが多いだけ』

｢ふふっ...｣

ピ『なに?』

｢ピケロくんと...お話しできるの...嬉しい...｣

ピ『...あっそ』


相変わらず冷たいな...
そう思いながらホットミルクを飲む


｢明日...朝ご飯...サンドウィッチとおにぎり..どっちがいい?｣

ピ『あー...おにぎり』

｢ピケロくん...お米派だったっけ...?｣

ピ『ガープの野郎がおにぎりすげぇ量貰ったんだよ...そしたら米の方が好きになったの』

｢ガープくんの...美味しいもんね...｣

ピ『まぁ...』

｢おにぎりの時は...ガープくん担当かな...｣

ピ『それはいい､Aの食いたい』


おぉ...!珍しくデレた...!!

明日ガープくんに伝えなくては...


ピ『ふわぁ〜...!』

｢ピケロくん...そろそろ寝る...?｣

ピ『...まだいい』

｢でも...｣

ピ『Aが寝るまで...起きてる...』


今日のピケロくんは寂しがり屋さんなのかな...?
お昼もずっと隣りにいたし...


｢ふわぁ...!｣

｢私も...眠くなっちゃった...｣

ピ『ん...』


あ...ピケロくんの口数が減っちゃった...

コップをテーブルに置きお布団の中に入る


｢おやすみ...ピケロくん｣

ピ『ん...おやすみ』


ピケロくんの寝息を聞き､私も眠りについた

83話:服のセンス→←81話:夏野菜料理とウォルターパーク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す