検索窓
今日:119 hit、昨日:39 hit、合計:44,166 hit

4話:夜食は豪華なローストビーフ ページ6

モラクス・モモノキside


ローストビーフ...完成した...
最終下校ギリギリだったためAには下校してもらい
完成した料理をワゴンに乗せて運ぶ


"ガチャ"


職員室の扉を開けると先生方は人間界の料理本に
興味津々でまだ集まって読んでいた

深呼吸を数回し前を向く


モ「あ、あの皆さん、宜しければ夜食を...」

ロ「わーい!!夜食だー!!」

ラ「あら?嗅いだことない香りね...」

モ「じ、実は、問題児クラスの鈴木Aが空想生物学に詳しくて独自で材料を作ったらしいです」

バ「独自で人間界の材料を!?」


バラム先生は興奮を隠せず珍しく鼻息が荒い


"パカッ"


被せていた蓋を外し"ローストビーフサンド"を
テーブルの上に置く


モ「Aいわく、こちらの料理は"ローストビーフサンド"と言うらしいです」

厶「ろーすとびーふ?」

イ「見た感じ肉か?」

モ「ぜ、是非食べてみてください!」

ス「ふい!いただきますね」


スージー先生を先頭に皆さん手に取ってくれる


バ「はい、カルエゴくんも」

カ「私はいい」

バ「せっかく作ってくれたんだから1つは食べなよ」

カ「...はぁ、わかった」


そう言ってカルエゴ先生が手に取ってくれるのを
遠いところから見てゴクリと唾を飲む

気に入ってくださるかしら...///


"ガブッ"


カルエゴ先生が口に運ぶのを見て心臓が早まる

少し目を見開いて黙って食べ続けあっという間に
完食されたけど...そう思ってたらカルエゴ先生がこっちに...


カ「モモノキ先生」

モ「は!はい!?///」


か、カルエゴ先生が私に話しかけてくださった!?///
背筋を伸ばし手を前に揃え立つ


カ「...もう1つ貰ってもよろしいですか?」

モ「は!はい!まだありますので!!///」

カ「ありがとうございます」


"ピシッ!!"


カルエゴ先生が微笑んでくださった...
あぁ!!写真撮りたい!!///


ロ「コレすっごい美味しい!焼いたパンにタレ?が染みてる!!」

厶「肉は赤くて心配だったけど普通のより美味い!」

ス「ふい、モモノキ先生お料理お上手でしたのね」

モ「い!いえ!コレはAのおかげで...」

モ「み、皆さん気になる物があれば言ってください、私がAと作るので」

ロ「わーい!じゃあ僕はですねー」

ス「ふい、私は」


珍しく職員室が騒がしく胸が暖かくなる

人間界の料理ってすごいのね...
今度Aにお礼を言わなくちゃ...

5話:選択授業は!?→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんすみません。アガレス君の誕生日の番外編のケロリちゃんの台詞の頭文字がケじゃなくクになってました。第2章の本編の続き楽しみです。 (1月31日 22時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます!!フラグ解除します!! (1月31日 21時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます! (1月30日 20時) (レス) @page22 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - オリフラ立ってますよ。 (1月30日 20時) (レス) @page24 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雛さん» ありがとうございます!!出版できたら嬉しいです!(笑) (1月9日 13時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年11月4日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。