検索窓
今日:106 hit、昨日:39 hit、合計:44,153 hit

32話:助っ人探し ページ47

Aside


次の日、休み時間の間に3人で集まって
作戦会議を始める


「私たち3人だけ...」

ガ「前の師団パーティーは4人でもキツかったでござるからな...」

ピ「ムリー」


3人で首を傾げて考える...
んー...助っ人を探す...?

でもそんな人...


ソ「...」


同じクラスの"プルソン・ソイくん"が
肘をつきながらこっちを見ている

目立ってクラスの人といる人じゃないから
あんまり認識されてないけど
私は何故か気になって
作ったお菓子をこっそり渡したりしてるんだ...

チラッと2人を見ると
眠っているピケロくんをガープくんが頑張って起こしている

2人にバレないようにこっそりプルソンくんに近づく


「こんにちは...」

ソ「..."ペコリッ"」

「今日は...クッキーを作ったんだ...」


プルソンくんに渡すと一礼をして受け取る

静かで落ち着きたい時に
よく話しちゃうんだよな...


「暖かいね...」

ソ「"コクリッ"」

「あ...昨日の"トランペット"...綺麗だったよ」

「音大きかったけど...何かあったの...?」

ソ「...別に何かあったって訳ではないけどあるっちゃあるんだよね、昨日親にまた当主の話しされたんだけど耳にタコができるほど言われてさ...時代が違うんだからそういう話しはやめてほしいんだよね...あ、昨日の緑のケーキほろ苦くて美味しかったですありがとうございます」


やっぱりお喋りだ...
よくお家の愚痴を聞く...大変そう...

それで最後にはお菓子の感想を言ってくれる優しい人...
あ...悪魔か...


ソ「そっちは困り事あるみたいだけど大丈夫?」

「うん...大丈夫ではないかな...」

「どうしようかなって...」

ソ「...僕でよければ手伝いますよ」

「え...?」

ソ「裏方だけど」

「ふわぁ...!嬉しい...ありがとうプルソンくん」


微笑みながらお礼を言うとプルソンくんの頬が
少し赤くなっている

照れ屋さんかな...


「じゃあ...詳細は後ほど...」

ソ「うん」


そう言って目の前から消えた


「...後ろ」


"ビクッ!?...スッ"


ソ「...なんで分かるの?」

「なんとなく...かな」


プルソンくんが隠れても何故かわかるんだよね...
野生の勘かな...

番外編:アガレス・ピケロ誕生日→←31話:顧問不在



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kanayamamoto112(プロフ) - 作者さんすみません。アガレス君の誕生日の番外編のケロリちゃんの台詞の頭文字がケじゃなくクになってました。第2章の本編の続き楽しみです。 (1月31日 22時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます!!フラグ解除します!! (1月31日 21時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます! (1月30日 20時) (レス) @page22 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - オリフラ立ってますよ。 (1月30日 20時) (レス) @page24 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雛さん» ありがとうございます!!出版できたら嬉しいです!(笑) (1月9日 13時) (レス) id: 6da5b0cd53 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年11月4日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。