鈴木入間くんの妹､アガレスくんの彼女です

9話:今日は2品 ページ11

Aside


授業が終わった放課後
モモノキ先生に呼ばれ家庭科室に来ている


｢本日は...どうされますか?｣

モ｢今回は2品でもいいかしら...?｣

｢はい...構いませんよ｣

モ｢こ!コレとコレなの!｣


そう言って見せてくれたのは"スイーツのページ"

モモノキ先生が指をさしているのは
"プリン"だ

カルエゴ先生がコレを...?


モ｢こちらはスージー先生からのリクエストなの｣

｢あ､どうりで｣


どこか心の中で安心しポーチから材料を出す


｢あの...ちなみにもう1つは...｣

モ｢ロビン先生からはこちらよ｣


次は"サンドウィッチ"のページで"ホットサンド"だ


"ｷｭｯ"


｢では最初に...プリンの"カラメル"を作ります｣


"ｶﾁｯ...ﾎﾞﾜｯ!!"


｢まず小鍋に"お砂糖"と"お水"を入れます｣

モ｢はい!///｣


"ﾄﾎﾟﾎﾟｯ...ｻﾗｻﾗ..."


｢...色が変わってきたら鍋を揺らして色を均一にします｣

｢いい色になってきたら火を止めて"お湯"を入れ完成です｣

モ｢茶色いけど焦げてないのよね?｣

｢はい...味見してみてください｣


スプーンですくったカラメルをモモノキ先生に渡し
モモノキ先生が食べてみると


モ｢ん!ほろ苦い味に甘さが加わって美味しい...!｣

｢苦味がお好みでしたらもう少し火にかけたら苦味が増しますよ｣


"ﾄﾛｯ..."


｢カラメルソースをカップに入れて冷蔵庫に冷やしている間にプリン本体を作りましょう｣


"ｺﾝｺﾝｯ...ﾊﾟｶｯ"


｢ボウルに"卵"を割り､"砂糖"､"蜂蜜"､"バニラオイル"､少量の"塩"を入れて混ぜてください｣


"ｶｶｶｯ!"


モ｢人間の卵の殻って白いのね...｣

｢そ､そうですよね〜びっくりです...｣


こっちが普通だと思ってたな...悪魔ってすごい


"ﾄﾎﾟﾎﾟｯ..."


｢混ぜている途中で"生クリーム"と"牛乳"を少しづつ加え混ぜていきます｣

｢それができましたら"ザル"でこしてください､それもできましたらカラメルを冷やした容器に入れてください｣

モ｢わ､わかったわ!｣


モモノキ先生が頑張っている間に蒸し器と
ホットサンドの準備を始める


"ｶﾁｬｶﾁｬ!"


モ｢で､できた...!!｣


喜んでるモモノキ先生って...かわいいよね...
料理を作る時の楽しみなんだよなぁ...

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