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YG｢中身だけ盗ってゴミ箱に捨てた。もう回収されてるだろうから証拠は無い。｣
落ち着いた声でそれだけ言って職員室を出ていった。
どういう意味かすぐに理解できなくて、一拍おいて後を追いかける
『なんで嘘ついたの』
走って追いついて並んで歩く。
YG｢俺が犯人になればさっさと片付くだろ｣
『そんな…そこまでする必要無いでしょ』
違うなら分かってくれるはずなのに、自分からあんなこと言ったらどうしようもなくなるよ…
YG｢どうでもいい｣
本当にどうでもよさそうに、伸びをする。
YG｢それより、お前が庇いに来るとは思わなかったわ｣
『だってやってないんでしょ？』
YG｢あたりめーだろ｣
｢そういう人じゃない｣という
不確かで、私の勝手な自信。
YG｢ま、ユナが真実を知ってりゃそれで十分だわ｣
YG｢謹慎生活だって大して今と変わんねぇし｣
『ポジティブだね』
YG｢見習えよ｣
自然に一緒に帰ってるけど、私は今日も病院に用がある。
『…あれ、また行くの？』
YG｢お前もかよ｣
ちょっと嫌そうな顔をして見てくる。
『ふん。ついて行ってあげようか笑』
YG｢数学20点がおちょくってんなよ｣
『な、なぜそれを…』
しょうもない話をしながら受付を済ませると、ミンユンギは慣れたように病院の奥へ消えていった。
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『おかえり〜』
｢あれ、まだ起きてたのか？｣
『うん。聞きたいことがあって』
お父さんが帰ってくるのは深夜だけど
今日は起きて帰りを待っていた。
『お父さんって何の専門医だっけ』
拍子抜けしたような顔をして、微笑む。
｢簡単に言えば、脳の疾患かな。治療法が無い病気の研究も含めてね。｣
『…そっか』
布団に入って考えた。
脳の病気って何だろう。
治療法が見つからなかったら？
ミンユンギは…
考えるのが怖くなってやめた。
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ナムジュンの彼女でｓ((殴 - 主様、ユンギおっぱにキスされちゃう世界線どこですか (2022年1月26日 22時) (
レス) @page48 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
さーあ(プロフ) - めっちゃいい話ありがとうございます 更新楽しみに待ってます (2020年12月9日 13時) (レス) id: db88210b2a (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - いいお話ありがとうございます！途中から泣いちゃいました（ウルウル） (2019年10月22日 22時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ねおさん» 嬉しいです;_;頑張ります！ありがとうございます^^ (2019年10月2日 7時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ねお - 久しぶりに凄く素敵な作品に出会えました！更新待ってます！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: 5786211d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年9月28日 23時
