HugMeOrBomb.【YG】

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次の日、学校が騒然とした事件が起こった。



女子の悲鳴が聞こえて、ノートから顔を上げるとみんな廊下に出て中庭の様子を熱心に見ている。

不安そうに話す姿や何故か興奮気味の男子



一体何事かとそれに加わって覗いて見ると
3年の怖いと有名な先輩に胸ぐらを掴まれているのは
あのミンユンギだった。






｢やばいことなってるね〜｣


｢ミンユンギが喧嘩売ったんじゃないの？｣





理由はともかく、どうやら先輩の怒りを買ったらしい。何を言ってるか分からないけどすごい剣幕で怒鳴り散らしている。


ミンユンギがその手を払い除けて立ち去ると
みんなもゾロゾロと教室に戻っていった。







JA｢あぁいうのとは関わりたくないね｣



『…そうだね』









少し離れてても見えた、痛々しく赤くなった片方の頬





この前のことがあって少し心配だけど
ジアの言う通りできる限り関わりたくない。



それどころか聞いた噂の信憑性が高まって

少し、ミンユンギが怖い…


かもしれない。







JA｢ね、放課後空いてる？｣



『ごめん、今日から塾なんだ』



JA｢そっか〜｣







それでも、授業が始まるとすぐに事件のことは忘れていた。






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