HugMeOrBomb.【YG】

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｢おはよ｣



『おはよう』





席について鞄から教科書を取り出す。

いつも通り机の中にしまおうとした時に違和感があって、覗き込んだ。






『…何これ』






飲みかけのペットボトルが無理やり入っていた。

どこかで見たようなミックスジュースに記憶を巡らせてみる。







JA｢どうかした？｣



『ううん、なんでもない笑』





隣の席のジアが不思議そうな顔をする。

この悪質な嫌がらせに屈しないようにゴミ箱に捨てて、そのあとは授業に集中することにした。









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『…あっ、』






ノートの端に書いてある文字を見て思い出した。






『ミンユンギ…』





確か昨日、あのジュースと同じものを持っていた。

一体何がしたいのか問い詰めようとカトクを開く









ユナペットボトル詰めたよね?








送るとすぐ既読状態になる。








ユンギうん









『うん って…』







小学生のいたずらみたいなことして何が楽しいの？

ムカつくし、無視することにした。









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