ユンギ先輩 ページ9
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歌のレッスンが始まったけど一人足りない。
みんな特に気にした様子もなくヘッドホンを付けている。
『ユンギ先輩は来ないんですか？』
NJ｢あぁ、ユンギヒョンならあっちにいるよ｣
指さされた方を見ると、スタッフや先生と一緒に何やら作業している。
NJ｢もちろん歌のレッスンも一緒にするけど、ユンギヒョンは音楽の才があるし、よくあっち側で作業してるんだよ｣
『へぇ…すごい』
ピアノが弾けることすら知らなかった。
そもそもなんで、ずっとカフェで働いてるイメージしかないユンギ先輩がここに来ることになったんだろう。
ここに初めてきた時からずっと気になっていた。
JM｢今の曲、ユンギヒョンが作ったんだよ｣
『えっ』
JM｢覚えてる？僕、初めてユンギヒョンがいるカフェに行った時びっくりしちゃった。｣
フラッシュバックした記憶の中で、ユンギ先輩と一緒に働いたカフェのことを思い出した。
ぎこちなく会釈するジミンと、素っ気ないユンギ先輩。
いつもあんな感じだから大丈夫だってこっそり話したっけ。
JM｢ユンギヒョンは学生の頃、地元じゃ有名な天才ラッパーって言われてた人なんだよ｣
JM｢そんなかっこいい人がオシャレなカフェからエプロン付けて出てきたんだもん。びっくりしたよ笑｣
『…何も知らなかった』
今思えば、ユンギ先輩のプライベートな話はほとんど聞いたことがなかった。
『夢があるってかっこいいね。私も頑張ろ！』
私の夢は…
一体何なんだろう。
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miz(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます;_;更新頑張ります♪ (2019年9月22日 12時) (
レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ヨナ - ハマりました!!!これからどうなっていくのかすごい気になります！ (2019年9月22日 1時) (レス) id: 69f9eb9987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年9月20日 22時
