進路 ページ13
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一人ずつ呼ばれていって順にテストが行われる。
そういえばなんでボーイズグループを作るのに
私達もテストを受けるんだろう…
『次、グクの番じゃない？』
JK｢…うん｣
緊張しているのか、一点を見つめて素っ気なく返事をする。
『頑張って。』
呼ばれたグクは頷いて、待機室を出て行った。
私まで緊張する…
YG｢あいつなら大丈夫だろ｣
グクがいた場所にどっかりと腰を下ろすユンギ先輩は、既にテストを終えていた。
『ユンギ先輩はどうだったんですか？』
YG｢まぁ、なんとか｣
この人が落ちるはずもない。
他の練習生からそう言われているユンギ先輩。
テストを控えている私が緊張しないように
いろんな話をしてくれた。
SJ｢ユナちゃん、呼ばれたよ｣
『はい』
ノックをして、テストを行う部屋に入る。
先にテストをした人達曰く
まずダンスをして、その後にボーカルかラップをすることになってるらしいけど…
｢じゃあ、歌ってみて｣
ダンスをするものだと思っていたから拍子抜けしたけど、淡々とマイクとヘッドホンを渡された。
曲が流れ始めて、歌っていると
PDやスタッフが何やら相談しているのが見える。
PD｢はい、お疲れ様〜｣
『ありがとうございました。』
PD｢あ、ちょっと待って｣
退室しようとしたところを呼び止められて
PDが歩み寄ってきた。
PD｢ユナちゃん、アイドルじゃなくてソロ歌手としてデビューしない？｣
『……ソロ歌手？』
PD｢うん、歌上手いし。ユナちゃんが決めて。こちらとしてはその準備があるから｣
考えておいて。
そう言われたけど、突然のことに呆然としてしまった。
私…
デビューできるの？
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miz(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます;_;更新頑張ります♪ (2019年9月22日 12時) (
レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ヨナ - ハマりました!!!これからどうなっていくのかすごい気になります！ (2019年9月22日 1時) (レス) id: 69f9eb9987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年9月20日 22時
