現実は甘くない! ページ12
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HS「ユナちゃん、ダンス上手くなったね」
『ほんとですか?!』
TH「俺はユナちゃんの甘い歌声も好きだけどな〜」
『ありがとうございます 笑』
テストが近くなるにつれて、私たちのグループだけでなく練習生みんながピリピリし始めた。
最近私は女の子達と一緒に練習することもあって、仲良しの子もできたけど休憩の時はいつもこっちに来てしまう。
JM「先生も褒めてたよ。ダンスもだけど、特に歌がいいって」
『照れちゃうなぁ』
JK「褒めすぎたら調子乗るし程々に」
『いいじゃんたまには〜』
グクに水をもらって喉に流し込む。
SJ「よーしもう1回やるぞ」
『私も戻ろっと』
ドアを開けると、一緒に練習してた女の子たちが立っていた。
『どうしたの?』
「ちょうど呼びに来たところ。それより、ユナちゃんいいよね〜あの辺と仲良いの」
『話しかけてみれば?みんな優しいよ』
「無理無理、レベルが違うし顔面偏差値高すぎて恐縮しちゃう笑」
諦めたように笑って練習室に向かう。
やっぱりあの人たちはここでもレベルが違うんだ…
分かってはいたけど一緒にやってきてたから
より一層劣等感を感じる。
「ボーイズグループプロジェクト終わったらさ、次いつ新人出すつもりなんだろうね?」
「私たち永遠にデビューできないかもー」
悔しいけど、本当にそればかりは分からなくて
もし私がデビューできたとしても
グク達の何年も後になるかもしれない。
『そんなネガティブにならないで頑張ろうよ』
「よっしゃ、やるか!」
どんなに頑張っても報われないかもしれない
厳しいけどこれが現実なんだと思う。
私はどうなるのかな…
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miz(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます;_;更新頑張ります♪ (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ヨナ - ハマりました!!!これからどうなっていくのかすごい気になります! (2019年9月22日 1時) (レス) id: 69f9eb9987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年9月20日 22時