本当の目標 ページ11
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『…なるほど』
つまりテストに合格したとしても、私は一緒にデビューすることができない。
できれば、いつも一緒に練習している人達と同じグループでデビューしたいと思ってたけど…
SJ｢僕も言ってみたんだ。デビューするならユナちゃんもって｣
私とグク以外は、もう長いことここで汗を流してきて沢山準備をして来た人達。
元々運動神経が良くて歌も上手かったグクはすぐに才能を開花させて、メキメキと実力をつけていて
『まぁ、仕方ないですよね。そういう方針なら…』
なんとなくで通い始めた私とは違う。
私がもっと彼らのレベルに近づけていたら…
『ソクジンさん』
『私の夢が今できました！』
大学を卒業したら一般企業に就職して、安定した生活を送る。
そんなありきたりで平凡な生活を送るんだとぼんやり思い描いていたけど
半年前に突然変わった方向性に、まだ若干戸惑っていた。
『別々でも、私もすぐデビューします』
SJ｢さすが、前向きでいいね！｣
戸惑ってはいたけど、一応一生懸命頑張ってきた。
それはみんなと一緒にデビューするためだったから、その夢がたった今途切れたように思われた。
『私もみんなと同じ場所に行きたいな』
一緒じゃないのは悔しいけど、このまま私だけデビューできないのだけは絶対に嫌だ。
たとえ一人でも、またみんなと練習したりふざけたり…
そんな生活をしたい。
同じ景色を見たい…
それが本当の目標なのかもしれない
『私、スターになって見せますよ！』
SJ｢おっ、強気だね笑｣
SJ｢ユナちゃんならなるよ。きっと｣
明るい笑顔と優しい言葉
単純な私はすぐにやる気が出た。
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miz(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます;_;更新頑張ります♪ (2019年9月22日 12時) (
レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ヨナ - ハマりました!!!これからどうなっていくのかすごい気になります！ (2019年9月22日 1時) (レス) id: 69f9eb9987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年9月20日 22時
