1 ページ1
．
JK｢おいブタ｣
絶対振り向かないからな
JK｢無視すんなブタユナ｣
『ブタしか言えないわけ？』
JK｢うん｣
また負けた…
人の家のリビングに胡座をかいて
熱心にゲームをしている。
JK｢いいから、お茶持ってきて｣
『何がいいからだよ』
JK｢手が離せないんだって｣
画面から目をそらすこともなく命令する。
まったく、私をなんだと思ってるのやら…
はやくー！と駄々をこねはじめたので渋々
むぎ茶をコップに注いで近くの机に置く。
『そんなに熱心に…何のゲーム？』
JK｢あんま近寄んなよ邪魔｣
『邪魔って、ここ私の家ですけど』
JK｢あー！ほら負けたじゃん｣
何故か私のせいにしてゲーム機を床に置くと
私が注いだむぎ茶を一気に飲み干した。
『別に私のせいじゃないでしょ』
JK｢いいや、俺はここのゾーン得意だもんね｣
『知るかそんなの』
チョンジョングク。
中学校からの腐れ縁で、どうして今こうやってお互いの家にあがるような関係になったかはよく分からない。
グク曰く、私は人見知りが話しやすいタイプの程よいブス(許さん)だからじゃね？と。
自分が完璧だからっていつも私をディスってくるけど、何だかんだもう知り合って5年ほどになる。
JK｢なんか暑くね？ブタがいるから冷房効かねぇのかなー｣
『知ってる？豚って体脂肪率低いんだって』
JK｢じゃあ牛だな｣
今日も今日とてこの調子…
すなわち5年間、この調子なのです。
『ふふ』
JK｢え…キモいんだけど｣
この男、私がいくら怒っても全く改善の見込みがないので
そろそろ成敗してやろうと思っている。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 784人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miz(プロフ) - さらさん» 最後まで読んで頂いてありがとうございました^^ 完結できてほんとによかったです。。続編の内容も考えてみます！ありがとうございました^^ (2019年9月17日 17時) (
レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - はるはるさん» ありがとうございます^^ 考えてみますね！ (2019年9月17日 17時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 完結おつかれさまでした！もどかしさにキュンキュンをもらい、シャイなグクが可愛くてしょうがなかったです！また続編や番外編読めたら嬉しいです！たくさん更新ありがとうございました！ (2019年9月17日 12時) (レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる - 番外編作ってください！ (2019年9月17日 11時) (レス) id: 6f626689fb (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - あにょはせよさん» ありがとうございますwwリアルが忙しく最近更新できてなくて申し訳ないです、、頑張ります！ (2019年8月6日 18時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miz | 作成日時：2019年7月30日 23時
