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もちろん映画なんて1ミリも覚えてない。
…こともなくて、意外にも覚えてる。
半分くらい。
軽く握られた手が心地よくて、ウトウトしてしまうくらいにはこの贅沢な状況に安心感を感じていた。
ただ、
ナムジュンくんに手を握られた私も、
私の手を握っているナムジュンくんも、
お互いに手を封じられてポップコーンを食べられなかったのがじわじわと面白い。
余ったそれを食べながら、時々ナムジュンくんの口にも放り込んであげつつショッピングモールをウロウロする。
『お揃いのもの欲しいな』
NJ｢いいですね｣
こんなに目まぐるしく私に付き合わせてるのに、嫌な顔もしないで、むしろノリノリなナムジュンくん。
『好き』
NJ｢…急に言うのやめてください｣
『だって好きだから』
最初こそ怪しい目しか向けられなかったけどね。
それは仕方ないよ許してあげる
『ナムジュンくんって変わり者だったんだね』
NJ｢え、そうですか？｣
『そうだよ。私なんかとデートしてくれるなんて』
普通は怪しい目を向けて、それで終わりだ。
こんなドストレートな告白する変な女とデートしてくれるナムジュンくんは相当なお人好しで、
同時に変わり者だと思う。
アクセサリーショップで綺麗なブレスレットをいじいじする。
そう簡単に壊れそうもないそれが、ナムジュンくんの手の中でバチンと弾けた。
NJ｢…またか｣
青ざめて、スタスタと慣れた様子で店員の元へ行く。
帰ってくるその手にはお店の袋が握られている。
NJ｢すぐ壊しちゃうんですよね…情けない｣
そう言って眉を下げる。
なにこれ
妄想と違うんだけど？
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ゆーみ - あぁああああ…すき…すきです…ほんとに…… (2020年12月6日 13時) (
レス) id: f5f0caaf1b (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ひゃんさん» そう言って頂けて嬉しいです;_;更新頑張ります！ (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - 1001号さん» ありがとうございます！更新頑張ります^^ (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃん(プロフ) - 藍い春のナムジュンくんめちゃんこ好き過ぎてやばいです。こんな萌えるお話をありがとうございます！ (2019年9月22日 1時) (レス) id: d5398db757 (このIDを非表示/違反報告)
1001号(プロフ) - 好きです。もう、、ほんっと、好きです←語彙力 (2019年8月8日 1時) (レス) id: 19cce02f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年7月10日 8時
