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私は借り物競争に出ることが決まったおかげで、体育の時間は練習もせずに日陰で寝転がる。
ナムジュンくんのクラスがちょうど見えて
一番後ろの窓際に視線を移すと横顔が見えた。
その横顔がふとグラウンドの方を向いたので手を振ってみると、何やらジェスチャーを送ってきた。
『なにーー??』
NJ「(戻ってください!)」
集団がいる方を指さしてるから多分そうだろう。
でも一生懸命ジェスチャーするナムジュンくんが
かわいいから、しばらくわからない振りをしてみる。
『なーーにーー??』
NJ「(叫ばないでください!)」
耳を塞いで首を振っている
『キムナムジュン、サランへーー!!』
そう叫ぶと窓際にたくさん顔が出てきた。
何やら騒がしくなったようで
先生までこちらを覗いてくる。
体育が終わって着替えていると
「さっきのこと、覚えといてくださいね」というカトクが来た。
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NJ「ユナさん」
『なぁに?』
NJ「どれだけ冷やかされたと思ってるんですか?」
『だって、ナムジュンくんの焦りようが面白かったから〜』
まぁそれもあるんだけどね
本当はもっと、キムナムジュンは私のものってアピールしたかったところもあったりする。
恥ずかしがり屋なナムジュンくんのために校内でイチャイチャしたりしないから、私たちが付き合ってると知らない人も多い。
女子達がナムジュンくんをいいと言ってるのを見る度に私の中に黒い嫉妬心がふつふつと湧いてくる。
『たまにはいいでしょ?』
NJ「たまにはって言っても…」
背伸びしてナムジュンくんのほっぺにキスすると
廊下にいる何人かに目撃された。
YG「他所でやれ…」
『ごめんなさい笑』
同じクラスのユンギに見られ、
ナムジュンくんは真っ赤に染まった。
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ゆーみ - あぁああああ…すき…すきです…ほんとに…… (2020年12月6日 13時) (レス) id: f5f0caaf1b (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ひゃんさん» そう言って頂けて嬉しいです;_;更新頑張ります! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - 1001号さん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃん(プロフ) - 藍い春のナムジュンくんめちゃんこ好き過ぎてやばいです。こんな萌えるお話をありがとうございます! (2019年9月22日 1時) (レス) id: d5398db757 (このIDを非表示/違反報告)
1001号(プロフ) - 好きです。もう、、ほんっと、好きです←語彙力 (2019年8月8日 1時) (レス) id: 19cce02f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年7月10日 8時