検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:24,511 hit

15 ページ15

.









約束通り一緒に並んで帰っているけど

やっぱり今日のナムジュンくんはなんだか変だと思う。





自分から手を繋いできたし、やけに挙動不審で。









『何かあったんじゃないの?』



NJ「なんでもないですよ」








そればっかりだけど


手汗がすごいよナムジュンくん。




私としてはウェルカムなんだけどね









NJ「…()いて言うなら、」








握った私の手を更にギュッと握る。









NJ「もしかして、ユナさんを誰かに取られるんじゃないかって…そんなことを考えてました」








取られる、って

何その独占欲的なものは?


来る者拒まず去るもの追わず、
自分の富を民衆に分け与えてそうなのに









『妬いてるの?』




NJ「……はい」








私もついにここまで来たのか

妄想の中でしか名前を呼んでくれなかった人に
好きだと言われ手を握られ、嫉妬までされるなんて


私は前世でどんな徳を積んだの?









『え〜、ナムジュンくん以外に行っちゃだめなの?』








本当は踊りたいくらい嬉しいけど、
今のナムジュンくんがかわいくてちょっと意地悪したくなった。









NJ「…ダメです」



『なんで?』



NJ「いじめないでください…」









…と思ったけど、どんどんしゅんとするナムジュンくんが可哀想になってきてやめた。









『ナムジュンくんしか好きじゃないに決まってる』








何があってこんなに妬いてくれたのか知らないけど

私はどうあがいたってナムジュンくん以外考えられない。









NJ「僕もう駄目みたいですね…」



『何が駄目なの?』



NJ「ユナさんのことが好きだ」








すごく、と付け足して
いつかのように私の頭を撫でる。



私だってナムジュンくんのことヨシヨシしたいのに








『ずるい』









.

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , バンタン , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆーみ - あぁああああ…すき…すきです…ほんとに…… (2020年12月6日 13時) (レス) id: f5f0caaf1b (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - ひゃんさん» そう言って頂けて嬉しいです;_;更新頑張ります! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - 1001号さん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年9月22日 12時) (レス) id: 457dd6a369 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃん(プロフ) - 藍い春のナムジュンくんめちゃんこ好き過ぎてやばいです。こんな萌えるお話をありがとうございます! (2019年9月22日 1時) (レス) id: d5398db757 (このIDを非表示/違反報告)
1001号(プロフ) - 好きです。もう、、ほんっと、好きです←語彙力 (2019年8月8日 1時) (レス) id: 19cce02f70 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miz | 作成日時:2019年7月10日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。