聞きたくなかったな ページ9
鳩山side
『...あ、司ー、
次の授業ってなんだったっけ、
ど忘れしちゃって』
「次は...数学じゃなかったか?」
『えー、数学?
めんど...』
「「めんど...」じゃない!」
と、ちょっと気分を入れ替えに来ていたら、司がいたので、次の授業がなんだったかを聞いた。
...そこに、たまたま、同じクラスの...、
...誰だったっけ、とりあえず、NoobAとNoobBがいた。
ちなみに、Noobとは「雑魚」という意味がある。
ということは、だ。
あいつらは雑魚Aと雑魚Bということになる。
「俺達のクラスにさ、鳩山っているじゃん」
「あー、居るな。
そいつがどうした」
「そいつさー、
なんか、ビ ッチって噂らしいぜ。
言ったらさせてくれるかなー」
「はは、させてもらえるかもなー」
...聞きたくなかったな。
なんて、思ってたら、さ。
「...」
『...司ー、おーい、生きてるかー?
○んでるかー?
おーい...?.........司?』
司が無反応になりました。
ロボットかな?
なんてふざけるのはここら辺にして。
すごい殺気が放たれてるんだよな。
前世マフィアとかだったのかな??
子供がいたら泣くよ?
まあ、今私殺気に負けそうで泣きそうなんだけど。
ああ!そうか!私子供だったんだ!
...いや、ふざけるのはここら辺にするんじゃなかったのかな、私よ。
「放課後さ、彼奴に言おうぜ」
「そうしようぜ」
と、笑っている雑魚AとB。
そしてそこに迫る司。
なんということでしょう。
じゃねえよ!
『...さ!早くいこ!
授業遅れちゃうよ!
数学の先生怖いんだから!』
「!?
ま、待て!!
...放っておいて、いいのか?」
『良いわけないじゃん。
でもすぐに帰っちゃえば、誘われることはないと一緒、でしょ?』
「...だが!」
『だが!じゃない、
私は、こうやって生きてくんだから』
生き方は人それぞれ。
十人十色。
みんなちがってみんな良い。
みんな同じ生き方だったら、面白くないでしょう?
「...わかった」
『さー!
こっから頑張るぞー!
えい、えい?』
「...おー...」
『テンション低い!
もう一回!
えい!えい!』
私はコーチか、なんてツッコミはしない。
ツッコミ役じゃないしさ
「おー!」
『棒読み!だけどもう良い!飽きた!』
飽きました。
「なんだと!?」
『元気戻った?』
「まさか今のは...」
『テンション元に戻すための作戦』
「OMG...」
なんでオーマイゴッド?
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