隣にいること。『Fischer's』『シルクロード』 (ページ9)

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第9話ページ9

シルク｢よしっとこれで荷物は片付いたよな｣

暑い午前中の中シルクさんは私の荷物を
自分の家に運んでくれていた。

あなた｢本当に大丈夫ですか？私なんか…｣
シルク｢なんかってなんだよ、お前がいいんだよ｣

と、笑顔で私に話しかけてくれた。

まだ出会って間もないのに同居なんて…
シルクさんどこまで親切な人なんだろう…。

すると、手伝いに来てくれたマサイさんとンダホさんが来た。

ンダホ｢よっ！久しぶり！｣
マサイ｢あっちぃ…久しぶりだな！｣

と、いつもと変わらない２人。

そして私が服やいろんなもの整理していると
シルク｢うああ！！！チョー久しぶりじゃん！！！！｣

と、シルクさんの大きな声が聞こえた。
間もなくしてマサイさんやンダホさんの声も聞こえた。

あなた｢なんだろ…？｣

と、声のするそうへ恐る恐る行ってみると
私の知らない女の人が3人と仲良さそうに話していた。

なぜだかシルクさんと話をしている女の人を見ると霧がかかったように胸が痛かった。

あなた｢だれだろ…でも…まぁいいか…｣

と、そして数分自分の仕事をこなしていると、
ンダホ｢手伝うよ｣

後ろからンダホさんの声が聞こえた。

あなた｢あれンダホさんみんなと話してたんじゃ…｣
ンダホ｢女の子1人で仕事させられないよ…ね？ほらやろうよw｣

と、黙々と仕事を初めた。

ンダホさんはきっと自分ももっと話したかっただろうに私のために来てくれんだんだなぁ…

まだマサイさんとシルクさんは話を続けていた。

ンダホ｢ごめんなぁアイツら周りのこと見えなくなるんだよなぁつい楽しすぎると！いつもはあんなんじゃないから安心してよ｣

あなた｢大丈夫です！ンダホさんが来てくれたので｣

と、私は笑顔でンダホさんに伝えた。
ンダホ｢そういう笑顔は…シルクに見せてやった方が/////｣

あなた｢え？｣

ンダホさんはボソッと何かを呟いたが、聞こえなかった。

あなた｢そういえばあの女性は？｣
ンダホ｢あー！あの人はね俺達の幼なじみ！小さい頃よくみんなで遊んでた！｣

そうだよね、ずっと一緒にいて来た人の方が気が楽だよね…私なんかよりずっと…

脳内にはシルクさんの笑顔が浮かぶ。

それを見計らったようにシルクさんとマサイさん
そして、あの女性も来る

私はその女性と目が合ってしまい
少し会釈をするが、睨まれてしまった。

嫌な予感しかしなかった。
不安な顔を隠しきれない私をンダホさんが見ていたのを私は気づかなかった。