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次に目を開いた時…視界は明るくて。


電気を付けっぱなしだったのもあるけれど、明らかにカーテンからも光が漏れてる事もあって朝だと認識した。



「…うわー…やっちゃった」


昨日、あのまま寝るつもり、なかったのに。


枕元に置いてあったスマホを手に取り、画面を見ると10月3日の文字と09:17という数字。そして、LINEの通知が数件見えた。


その内の何件かは、友人たちで。

残りの2件は…そらるさんとまふくん。


2人とも0時ピッタリ。


そらるさんからは…

[ お誕生日おめでとう。これからもどうぞ宜しくね ]

という簡素なメッセージ。


で、まふくんからは…


[ Aお誕生日おめでとう!
誕生日当日に一緒に過ごせるなんて嬉しい!
今日のデートにはこの前俺が選んだあのワンピース着てきて欲しいなぁ〜。
後数時間後、会えるの楽しみにしてるね!

またひとつ歳を重ねたAも素敵だよ、大好き。

ゆっくり寝てね、おやすみ ]


なんて。要点をしっかり抑え尚且つちゃんと愛情も詰まったメッセージ。


…ずっるいよなぁ、まふくんって。
こういう、女子が求めてそうな事サラッとしちゃうんだもん。

私と浮気なんかしてるのが勿体無い。

と、思いつつもまふくんにちゃんとした彼女が出来たらそれはそれで勿論悲しいんだけど。



というか…っ。
この前俺が選んだあのワンピース、って…どれだっけ。

買い物デートに行くと、まふくんはいつも色々買ってくれるからどれの事を指してるのかわからない。

けど、、まぁ…多分1番直近で買ってくれた物だろうなぁ。と勝手に推測し、クローゼットからその、ワンピースを手に取った。

まだ、タグも持ってない新品の それ をまじまじと見てるとその時の事を思い出す。


──

「これいいんじゃない?」

「そうかな?ちょっとお上品すぎない?」

「大丈夫だって。絶対似合うから!」

「んー、でも結構値段もするし、」

「俺が買うからそれは心配しないでっ」

「いやー、今日は他の物もいっぱい買って貰ってるし流石に悪いよ」

「いいから。俺が買ってあげたいの。
それに俺が選んで買った物をAが身に付けてくれるのって凄い嬉しいし。
俺色に染まってくれてるみたいでさ」

──



” 俺色に染まってくれてるみたいでさ ”


あの時は、外で堂々とよくそんな恥ずし気な台詞言えるなぁ、くらいに聞き流してたけど…

今、考えるとあれは彼からの独占欲だったんじゃないだろうか?

って、思ったけど…何だか深読みしすぎな気もしたから辞めて私はワンピースをベッドを上に置くのでした。




──

・→←堕天使なカノジョ。/からあげ



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なの(プロフ) - 本当に本当にありがとうございます。感謝しかないです…こんなに素敵な誕生日は初めてです…ホントはもっと早く送りたかったけどずっとチキってました。すみません…みんな大好き!! (2021年11月14日 1時) (レス) id: d994763904 (このIDを非表示/違反報告)
らむちゃ - すごい好きです(((*≧艸≦)ありがとうございます! (2021年10月13日 20時) (レス) id: def79cd7ab (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 大好きな作者さまたちの最高の作品でした。本当にありがとうございました。 (2021年10月4日 17時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チームゆゆたそ x他2人 | 作者ホームページ:NO  
作成日時:2021年9月27日 19時

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