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「 もう正直に言えばいいのに、私を特別扱いして!って 」

「 言えるわけないじゃん、そんなこと言ったら絶対もっと面倒臭いやつだと思われて捨てられるかもしれない…… 」

「 あのねえ……とにかく!Aはもっと明るく考えなきゃ!頑張って! 」



そう、友人から鼓舞されたのが数日前で私は今目の前でいつものように天然たらしを発揮したまふくんに泣きそうになっていた

またいつもの。また、私が嫉妬して、そのことに勝手に負い目を感じて二人でいるのに雰囲気悪くなるような態度を出して



「 A……?本当にどうしたの?ちゃんと言ってくれないと、わかんないよ 」



まふくんにそんなこと言われてしまえば言いたくないのもいわなければならなくて

こんな重くて面倒臭いこと言ったらまふくんに嫌われてしまうかもしれないなんて思ったけど、もうこの際どうにでもなれと思い切って口を開いた



「 ……まふくんにとって私は、どんな存在なの……なんで、彼女なのに特別じゃないの……?私はいつもどんな時でもまふくんは特別なのに、なのに、まふくんは、わたしのこと、どう思ってるのかわからない、まふくんが、分からないのぉ…… 」



もう途中で何を言っていたのか自分でも分からないけど喋っているうちにぼたぼたと涙がこぼれてきてなんとかしゃくりあげないように我慢して、まふくんの服の袖をぎゅうっと握りしめて

まふくんからは何も返ってこない。うんともすんとも言わないし、動きもしない

どうしよう、嫌われちゃったかも、なんてそんなこと思っていれば袖を掴んでいた手を離されてそのままぎゅっと抱きしめられた。本当に言葉のままぎゅうっと



「 ごめんね、Aのことなんにも考えて上げられてなかった。もちろん僕の中でAは特別だよ。かわいくて、すぐに嫉妬しちゃって表情をころころ変える僕の愛おしい彼女。いつもAのこと考えてあげれてるつもりだった。ただのつもりだったね、ごめん。不安にさせて、困らせちゃって、ごめんね 」



まふくんにそんな風に思われてたなんて思ってもいなくてもうなにがなんだかわからない涙が止まらない

こっち見て、なんて言われてまふくんの両手で顔を包まれてじっと目を合わせられる。そのまま「好きだよ、だいすき、愛してる」なんて言われて一度だけじっとり、しっとりとしたキスをされた

ここでどこか胸のつっかえが取れた気がして。さっき、抱きしめられるときにまふくんがにっこり笑っていたけれど、多分それは気の所為なんだと気にならなかった



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なの(プロフ) - 本当に本当にありがとうございます。感謝しかないです…こんなに素敵な誕生日は初めてです…ホントはもっと早く送りたかったけどずっとチキってました。すみません…みんな大好き!! (2021年11月14日 1時) (レス) id: d994763904 (このIDを非表示/違反報告)
らむちゃ - すごい好きです(((*≧艸≦)ありがとうございます! (2021年10月13日 20時) (レス) id: def79cd7ab (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 大好きな作者さまたちの最高の作品でした。本当にありがとうございました。 (2021年10月4日 17時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チームゆゆたそ x他2人 | 作者ホームページ:NO  
作成日時:2021年9月27日 19時

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