検索窓
今日:25 hit、昨日:1 hit、合計:134,479 hit

ページ7

.




初めて会ったときよりも男らしくなったような気がする
…そりゃそうか、4年だもんね、



「おい、森、こっちは仕事してるんだ」

「分かってますよ、広報なんやったら選手とのコミュニケーションも大事でしょ?だから今から僕もついていきます」

「いや、お前練習は?」

「一通り終わったから来たんすよ、試合も今日はないし」



田中さんと森さんのやりとりを目の前で見たのは4年ぶり
何だか懐かしいような気もする

あのときは森さんはもっと若くて、もっと、



「色々聞きたいことあるから、逃げたら許さんで」

『…仕事なので、』

「それ田中さんみたいで嫌や、」

『…だって、本当のことですし、』

「まあ、逃げんといてな」



私の手を掴めば、
何故か広報担当である田中さんを置いて進んでいく森さん

…何となく、進んでいってる場所は分かるんだけど
田中さんもいないのに、勝手に行っていいんだろうか



「なぁ、さっきから何心配してるんか分からんけど、俺一応選手やで?」

『…分かってます、』

「俺が連れてってるんやから心配せんでええよ、大丈夫」



なんて言って私の頭をポンポンとする森さんは、確信犯なのか

…好きな人にされたら、たまったもんじゃない

本当に、何を考えてるのかわからない人だ

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
248人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

な!(プロフ) - 凛*.さん» はじめまして!コメントありがとうございます…!森くんのイメージから離れてしまってないですか?大丈夫ですかね…不安ですが、最後までがんばります! (2018年9月17日 22時) (レス) id: b3fd0850c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛*.(プロフ) - 初めまして◎凄く続きが気になります…!!森くんは高校時代からファンなので、とっても嬉しくてワクワクしてます!更新無理しない程度に頑張ってください(^_^) (2018年9月17日 22時) (レス) id: da5814e32d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えぬ | 作成日時:2018年8月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。