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「田中さん、A連れてきましたよ、」
「ありがとう、森」
「…それじゃ、俺はこれで」
『あっ、ありがとうございました!』
「頑張ってな、」
森さんに手を引かれ
やって来たのは広報室
中には田中さんをはじめ、広報担当の方々がたくさんいらっしゃって
森さんと入ってきたからか、注目を浴びることになってしまった
「今回のインターンシップで広報を担当することになった上岡さんです、」
『上岡Aです、1年間宜しくお願いします!』
そう挨拶をすると返ってくる拍手
選手の皆さんと同じで、広報担当の皆さんも優しい
私はそう、感じた
…ただ、一人の視線を除いて
「1年間使う上岡さんの席は…あそこな!宮野さんの隣行こう、」
『は、はい』
私用の机
1年間だけだけど、使う机
何だかその席は普通なのに、違って見えた
『あの、宜しくお願いします!』
「…ん、宜しく、」
隣の机には私の6つ上の先輩
宮野絵茉さん
さっきまで、…ただ一人、私に鋭い視線を送っていた先輩
きっと、素敵な人だとは思う
仕事熱心で、キレイで、かっこよくて…
ただ、私がいきなり選手と入ってきてしまったから
…もしかしたら、選手目当てだと思われたのかもしれない
「…厳しくいくからね、Aちゃん」
そう言って笑顔を浮かべる宮野さん
『はいっ、お願いします!』
…さっきの視線は、勘違いだったのかもしれない
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な!(プロフ) - 凛*.さん» はじめまして!コメントありがとうございます…!森くんのイメージから離れてしまってないですか?大丈夫ですかね…不安ですが、最後までがんばります! (2018年9月17日 22時) (レス) id: b3fd0850c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛*.(プロフ) - 初めまして◎凄く続きが気になります…!!森くんは高校時代からファンなので、とっても嬉しくてワクワクしてます!更新無理しない程度に頑張ってください(^_^) (2018年9月17日 22時) (レス) id: da5814e32d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えぬ | 作成日時:2018年8月27日 17時