検索窓
今日:31 hit、昨日:1 hit、合計:134,485 hit

11 ページ11

.




「…なあ、」

『っは、はい!』

「あ、ごめん、びっくりさせるつもりはなかったんやけど、」



そう言って申し訳なさそうな顔をしているのは
このチームのキャプテン、浅村選手だ



「こんなん言うのもあれなんやけど、俺結構人見知りやねん、せやからその、」

『一緒ですね、』

「…ん?」

『私も、人見知りしちゃうんです、だから一緒ですね』



そうかなとは思ってた
いろんな選手が話し掛けてくれてる時も少し遠目からその光景を見ていて

輪に入るか入らないかのギリギリなラインにずっと立ってたような、そんな気がしてた

…私も同じようなことがあるから、一緒かなと思ってたらやっぱりそうだった



「一緒なら、なんかいけそうやな、」

『ほんとですか?よかった、』

「銀さん達に頼るのもええけど、少しでも歳近い方がええなと思ったら俺んとこもいつでも来てな」

『はい!ありがとうございます、浅村さん』



また、頼りになる人ができた
浅村さん、とても優しそうな人



「なあ、A終わった?」

『え?』

「田中さん怒ってるかもしれへんで」

『あっ、そうだ…』

「あと!俺も友哉でええよ!」

『…それは、ちょっと』

「なんでやねん、この中やったら歳近い方やろ?」

『…森さんは、森さんです』

「あっそ、」

秋山「拗ねんなよ森、」

「拗ねてないっす、」



あとから聞いた話によると
このときの私の様子と、森さんの反応で
岡田さんはいち早く私の気持ちに気付いたそうだ

…やっぱり、キャッチャーは洞察力がすごい

そう思った

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
248人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

な!(プロフ) - 凛*.さん» はじめまして!コメントありがとうございます…!森くんのイメージから離れてしまってないですか?大丈夫ですかね…不安ですが、最後までがんばります! (2018年9月17日 22時) (レス) id: b3fd0850c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛*.(プロフ) - 初めまして◎凄く続きが気になります…!!森くんは高校時代からファンなので、とっても嬉しくてワクワクしてます!更新無理しない程度に頑張ってください(^_^) (2018年9月17日 22時) (レス) id: da5814e32d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えぬ | 作成日時:2018年8月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。