スパークリング

気移り？ ページ15

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『…どうしよう、』



突然高校時代の同級生から連絡が来た
なにやら都内で同窓会をするみたい

日程を確認してみるとその日はオフ

…行けそうだ、



『参加します、っと』



今回の同窓会の幹事を務めてる、当時一番仲の良かった女の子に参加の連絡をした
その子がいるなら、安心して参加できる



.



「あ、A！」

『せっちゃん、』

「元気してたー？最近どうなの？ねえねえ、」



この子にはすべて話してる
壮亮さんとお付き合いしていることも全部

…信頼してるからこそ、話せる



『…いい感じだよ、』

「ほんと！？やるじゃんAー、このこの！」



なんだかせっちゃんと話してると高校時代に戻ったような、そんな感覚になる
…やっぱり同窓会って、参加するといいものだね



『それでね、せっちゃん、』

「…武井さん…？」

「おっと…！じゃあ私幹事の仕事あるからちょっと失礼！」

『せっ、せっちゃん！』



せっちゃんは気を使って席を外してくれたんだろう
…でも、今は一緒に居てほしかった



「…ごめん、いきなり声かけたりして」

『う、ううん…』



何年か経ってるからって、
かつて好きだった人と二人きりにしないでよ

▽→←＊熱

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