スパークリング

＊デート ページ12

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今日はオフ！そして、壮亮さんとデート！
…なんだけど、バレると厄介なことになりかねないから人が多いところは避けて

って、言ったのに



「これ似合うんじゃない？」

『…私の服選びって、』

「ん？」

『いえ！』



今回も今までと同様にお家で映画でも見てのんびりするのかなと思ってたら外出！
しかも、まあまあ繁華街…

私は上手く溶け込んでるからいいんだけど、壮亮さんは背高いし…目立ってる



「あ、A、このスカートは？」

『あ…かわいい、』

「ん、ほら。試着しておいで、」

『あっ、はい！』



壮亮さんはお洒落だ
シンプルだけど、かっこよくて
壮亮さんによく似合ってて

…私のなかでは、本当にお洒落さんなイメージ

なーんて、のんびり考えながらズボンを脱ぐと



「A、着た？」

『えっ…』

「あ、」



開けるよ、なんて一言も言わずに開けちゃうものだから



『…あ、の』

「…今日の下着も可愛い、」

『いやっ、その前に閉めて、』

「うん、帰ったら楽しみ」

『え…？』



なんだか一人で満足して閉められたけど…
…怖く感じるのは、私だけじゃない、よね？

今日は、早く寝よう…！



「それ、買うから！」

『う、はい…！』



試着したものは壮亮さんに買っていただき、
これから出掛けるときはこれを着ようと思いました

でも、試着してるときにいきなり開けるなんて…





( …かわいい、A )

( そん、な…見ないでください… )

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