スパークリング

リスタート ページ1

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『壮亮さん、それここに置けますか？』

「ん、任せて」



今日は新たな始まりの日
そう、…お引っ越しをしました！

荷物は全部壮亮さんの家に持ってこれたから、あとは部屋に設置するだけ

…っていっても、私の荷物、ほとんどないんだけど



「前から置いてた分があるから、楽だね」

『…まあ、はい』

「何でそこで照れるの、A」



前から置いてた分
…お泊まり、したときの荷物

私は、いつもちゃんと持って帰ろうとしてたけど、壮亮さんがいつもまた来るんだからって言うから置いたままにしてた

その中にはもちろん、下着、とか、も…あったわけで



『…私の、下着…』

「あぁ、洗濯してタンスに入れてるよ」

『…！』

「ん？」



この人に、恥じらいというものはないのか！
仮にも女の子の下着を！



「Aって、俺の好み分かってるよな」

『へっ？』

「全部俺の好みだった」

『ちょっ…！』



この人に、羞恥心というものは存在しないようです



「さて、ラスト１つ！」

『…え、もう運び終わりましたよ？』

「ルールを決めよう！」

『ルール…？』



また突然私が思いつきもしないことを言う壮亮さん
この人の頭の中はどうなってるのやら…





( 頭を覗ける眼鏡が欲しいです )

( え？俺の頭の中覗いても野球とAばっかりだと思うよ )

( ほんっとずるい )

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